令和6年度皇后杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド準決勝が15日にAsueアリーナ大阪で行われた。
14日に行われた準々決勝では、SV.LEAGUE(SVリーグ)勢以外で唯一ベスト8入りを果たした筑波大学が敗北を喫し、前回準優勝のSAGA久光スプリングスや現在SVリーグ首位に立つ大阪マーヴェラスなどSVリーグ所属の4チームで準決勝が行われた。
Dコートで行われた準決勝の1試合目は、準々決勝で筑波大を下した岡山シーガルズと、デンソーエアリービーズ相手にフルセットの激闘を制し、勝ち上がったヴィクトリーナ姫路の対戦となった。粘り強い岡山のディフェンスに対し、ミスをせず根気強く攻撃を続けて得点を重ねた姫路が終始流れを握り、ストレートで勝利を収めた。姫路はクラブ初となる皇后杯の決勝進出を決めた。
続く2試合目では、SAGA久光と大阪MVが対戦。SVリーグの戦績では大阪MVが2勝0敗と勝ち越している両者の戦いは、要所でのサーブやブロック、相手に流れが傾きかけた場面での踏ん張りを見せたSAGA久光に軍配が上がった。SAGA久光は前回大会準優勝の雪辱を果たすべく、決勝の舞台にコマを進めた。
21日(土)14:00より姫路とSAGA久光の決勝が行われる。日本代表選手も在籍している両チームの決勝戦に目が離せない。
◼︎令和6年度皇后杯準決勝試合結果
岡山シーガルズ 0ー3 ヴィクトリーナ姫路
(20ー25、15ー25、17ー25)
SAGA久光スプリングス 3ー1 大阪マーヴェラス
(25ー21、25ー20、23ー25、25ー21)
◼︎令和6年度皇后杯決勝対戦カード
▼12月21日(土)
ヴィクトリーナ姫路 vs SAGA久光スプリングス