19日、Two Wheel Sports(TWS)は大同生命SVリーグを運営する一般社団法人SVリーグ(略称SVL)と「SVリーグ女子集客推進アドバイザー」の業務委託契約を締結したことを発表した。TWS公式サイトが伝えている。
契約締結に伴い、TWS代表の天野春果氏と恋塚唯氏がSVLとともに大同生命SV.LEAGUE WOMENの各チームがさらに地域に愛され、必要とされる存在になるための集客・地域活動のサポートを行うとしている。
代表の天野氏はサッカーJ1チームの川崎フロンターレでサッカー事業部プロモーション部長などを任されると、地域密着を掲げてサッカーという枠にとらわれない様々なイベントを手がけると、その活動の効果もあり観客が増え、一時は閑散とすることもあったホーム会場の等々力陸上競技場では満員が当たり前の光景となった。2024年1月に川崎フロンターレを退職し同社を設立すると、関東サッカーリーグ1部に所属する南葛SCのプロモーションも担当している。
また、恋塚氏は日本バスケットボールリーグ事務局長を務め、プロバスケットボールリーグであるBリーグ立ち上げに向け放映権関係も担当。アルバルク東京の事業部長兼ゼネラルマネジャーに就任すると、当時プロ化したばかりで発展途上のアルバルク東京のチームビルディング、ファンに愛されるチームと選手づくりを重視し、環境を整えることに尽力。クラブをリーグ2連覇、アジアチャンピオンに導いた。
TWSの事業内容としては、地域プロスポーツクラブ運営、国際スポーツ大会運営、自治体連携事業等の経験を通して得た具体的アクションプランの提案と実践とし、依頼のあったプロジェクトに対し、具体的施策の「立案と実施」を行い、特に地域スポーツクラブの運営に関しては、クラブの永続的発展に必要不可欠なベース(土台)作りをコンサルタントに見られる「指導」だけではなく、TWSの知見と培ったネットワークでコンストラクターとして「構築」することとしている。
スポーツ界に尽力してきた人物たちで構成されるTWS。現在集客が伸び悩んでいるSVリーグ女子の試合で、各地のアリーナを満員にできるか期待がかかる。