[写真]=金田慎平

 30日、公益財団法人日本バレーボール協会(JVA)が、2025年度に開催される主要国内大会のスケジュールを発表した。

 令和6年度大会のファイナルラウンドが2024年12月に行われ、女子はヴィクトリーナ姫路が初優勝、男子はサントリーサンバーズ大阪が14年ぶり2度目の優勝を果たした天皇杯・皇后杯。令和7年度大会の都道府県ラウンドが早くも4月から全国各地で行われる。ファイナルラウンドは前回大会の大阪府から舞台を移し、2025年は東京都での開催を予定している。

 JVAと毎日新聞社主催のもと、例年5月に開催されていた黒鷲旗全日本バレーボール選抜大会は日程、開催地ともに未定となっている。2024年大会では女子は岡山シーガルズ、男子はサントリーが優勝を飾った。

 高校バレーは、3冠と言われる大会が存在する。3冠の内、最初に行われる大会はインターハイの名で知られる全国高等学校総合体育大会。2025年大会、男子は7月29日(火)~8月1日(金)に島根県の松江市で、女子は8月6日(水)~9日(土)に岡山県の岡山市で開催される。続いて行われる国民スポーツ大会は9月28日(日)~10月1日(水)に滋賀県の草津市、守山市、近江八幡市で行われる。なお、同大会は成年の部も存在する。そして今年も年明け早々バレーボール界を盛り上げた春の高校バレー(春高バレー)は、来年2026年1月5日(月)~7日(水)と10日(土)、11日(日)に開催される予定だ。

 また、大学バレーの頂点を決めるミキプルーンスーパーカレッジバレー2025 秩父宮賜杯 第78回全日本バレーボール大学選手権大会(全日本インカレ)は男女ともに12月1日(月)~7日(日)に行われる。昨年12月に行われた前回大会では、女子は筑波大が、男子は男子日本代表のアウトサイドヒッター甲斐優斗擁する専修大が王者となっている。

 2024年も天皇杯・皇后杯や春高バレーなど大いに盛り上がった国内大会。今年はどのようなドラマが待ち受けているのか、注目だ。

大会名日程開催地
令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会 都道府県ラウンド4月~7月全国各地
令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会 ブロックラウンド9月全国各地
令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド12月11日(木)~14日(日)、20日(土)、 21日(日)東京都
JVA第16回 全国バレーボール総合リーグ優勝大会 ブロックラウンド4月~12月全国各地
JVA第16回 全国バレーボール総合リーグ優勝大会 セミファイナルラウンド2026年1月~3月未定
JVA第16回 全国バレーボール総合リーグ優勝大会 ファイナル2026年3月未定
黒鷲旗 JVA第73回全日本バレーボール選抜大会未定未定
令和7年度全国高等学校総合体育大会 男子7月29日(火)~8月1日(金)松江市(島根県)
第52回全国高等学校定時制・通信制大会7月29日(火)~8月2日(土)平塚市(神奈川県)
JVA第45回全日本バレーボール小学生大会8月4日(月)~7日(木)東京都、千葉県、神奈川県
令和7年度全国高等学校総合体育大会 女子8月6日(水)~9日(土)岡山市(岡山県)
44thジャパンクラブカップ JVA第44回全日本バレーボールクラブ選手権大会 男子8月8日(金)~11日(月)熊谷市、本庄市(埼玉県)
44thジャパンクラブカップJVA第44回全日本バレーボールクラブ選手権大会 女子8月8日(金)~11日(月)福岡市(福岡県)
第55回全日本中学校選手権大会8月17日(日)~20日(水)大村市、諫早市(長崎県)
第60回全国高等専門学校体育大会9月5日(金)~7日(日)薩摩川内市(鹿児島県)
JVA第28回全国バレーボールヤングクラブ大会9月19日(金)~21日(日)和歌山市(和歌山県)
第79回国民スポーツ大会9月28日(日)~10月1日(水)草津市、守山市、近江八幡市(滋賀県)
ミキプルーンスーパーカレッジバレー2025 秩父宮賜杯 第78回全日本バレーボール大学選手権大会 男子12月1日(月)~7日(日)東京都、埼玉県
ミキプルーンスーパーカレッジバレー2025 秩父宮賜杯 第78回全日本バレーボール大学選手権大会 女子12月1日(月)~7日(日)東京都、埼玉県
JOCジュニアオリンピックカップ 第39回全国都道府県対抗中学大会12月25日(木)~28日(日)大阪市(大阪府)
春の高校バレー JVA第78回 全日本バレーボール高等学校選手権大会2026年1月5日(月)~7日(水)、10日(土)、11日(日)渋谷区(東京都)