セリエAリーグ戦第18節が日本時間の2月3日に行われ大塚達宣が所属するミラノは、4勝13敗で10位のグロッタッツォリーナと対戦。2-3(23ー25、33ー31、21ー25、25-23、11-15)とフルセットの激闘の末に負けを喫した。
第1セット大塚はベンチスタートとなった。グロッタッツォリーナが試合開始から4連続得点し勢いそのままに試合が進むかと思われたが、序盤から離されまいとミラノも粘りを見せ7-7と同点に追いつき拮抗した展開となった。終盤にミラノが3連続得点し23ー22となるも、そこからグロッタッツォリーナに3連続得点を許し1セット目を先取される。第2セットも序盤から打ちあいの拮抗した展開となり、先にセットポイントを握ったミラノだが、グロッタッツォリーナにブロックアウトを取られるとデュースにもつれ込み一進一退の攻防となった。しかし最後はミラノがサイドからのスパイクを決め30点を超える激闘をミラノが制した。
第3セットも両チーム取られては取り返す拮抗した展開となり迎えた18ー18の同点の場面、後衛で大塚がコートに立った。サーブで狙われながらもなんとかレセプションを上げるが、思うように攻撃につながらないミラノに対し、グロッタッツォリーナがうまくブロックタッチを利用するなどしてリードするとこのセットはグロッタッツォリーナが取り返した。第4セットはミラノが8-3と優位に試合を進めるが、中盤になるとまたしても点を取りあい両チーム譲らない展開に。しかし先にセットポイントにたどり着いたミラノ4セット目を奪取、勝敗は第5セットへと持ち越された。
第5セット、出だしからグロッタッツォリーナに4連続得点を許したミラノは大塚を投入。その直後に大塚は相手リベロをはじき飛ばすパイプ攻撃を決め、サーブで狙われた場面でもレセプションを上げ得点に繋げたが、ここで大塚はベンチへ戻ることとなった。その後試合はグロッタッツォリーナが流れを掴み、終盤は強固なブロックでミラノの攻撃を跳ね返し2連続得点すると11-15となりセットカウント2-3でミラノが負けとなった。
大塚は途中出場し1得点をあげた。次戦第19節を2月10日(月)3:00から10位につけるパドヴァと対戦する。
■試合結果
ミラノ 2ー3 グロッタッツォリーナ
第1セット 23ー25
第2セット 33ー31
第3セット 21ー25
第4セット 25-23
第5セット 11-15