16日から17日にかけて、セリエA男子の第20節が行われた。
今シーズンのセリエA男子には、日本代表で活躍するペルージャのアウトサイドヒッター(OH)石川祐希、ミラノのOH大塚達宣に加え、大阪ブルテオンからチステルナにレンタル移籍中のOH垂水優芽が在籍している。
石川の所属するペルージャと大塚が所属するミラノの直接対決。大塚はスタメンフル出場を果たし、攻守にわたって活躍を見せサービスエースを2点を含む11点を獲得した。2セット目の最後に大塚がスパイクを決めミラノはそのセットを奪うが、第3セット序盤はミラノがリードするも強さを見せつけたペルージャが追い上げて奪い返し、一進一退の攻防となった第4セットもペルージャが取りセットカウント3—1で勝利した。石川は第2セット終盤からの出場となったが5得点を挙げ勝利に貢献。第3セットでは大塚がサーブで石川狙う場面もあり、ネットを挟んだ日本代表対決が実現した。
一方のチステルナはグロッタッツォリーナと対戦。フルセットへともつれ込んだ戦いを3—2で勝利した。チステルナは第17節から4連続でフルセットとなる試合で勝利を掴み4連勝となったが、垂水に出場機会はなかった。
次戦の第21節では、23日(日)の4:30からミラノは垂水優芽が所属するチステルナと対戦、24日(月)の2:00からペルージャはモンツァと対戦する。
■試合結果
・石川祐希(ペルージャ)
vsミラノ(〇3-1)
途中出場で5得点
・大塚達宣(ミラノ)
vsペルージャ(●1-3)
先発フル出場で11得点
・垂水優芽(チステルナ)
グロッタッツォリーナ(○3-2)
出場なし