セリエA女子レギュラーラウンド最終戦の第26節が日本時間の2日(日)に行われ、関菜々巳が所属する首位のコネリアーノは、ここまで8勝17敗のペルージャと対戦し、セットカウント3—0(25ー17、25—23、25ー19)でストレート勝利した。
第1セット、ベンチスタートだった関。序盤から勢いを見せコネリアーノが16—10とリードした場面でリリーフサーバーとして投入され、そのままコートに残るとサイドを中心に組み立てた攻撃で得点を重ね、コネリアーノは危なげなくこのセットを取った。
第2セット、アウトサイドヒッター(OH)のシュ・テイが連続得点し、コネリアーノが主導権を握って試合を展開する。ペルージャも粘りを見せ追い上げるが、コネリアーノのOHガブリエラ・ギマラエス(ガビ)がブロックポイントを取り、流れを完全につかむ。15—11と中盤に差し掛かったところで1セット目同様リリーフサーバーで関がコートイン。その直後にペルージャに追い上げられ、19ー18の場面で関はベンチへと戻ることとなったが、20点目以降に焦らずブレイクを成功させたコネリアーノが25ー23でこのセットも連取した。
続く第3セットは出だしから長いラリーとなるが、ガビが強烈なバックアタックを叩き込んで制するとコネリアーノに勢いをもたらす。関は試合中盤にリリーフサーバーとして投入されると、2枚替えで共にコートに入ったオポジットのメリット・アディグエにトスを託して得点を重ねる。そして6点差をつけてマッチポイントを握ると、最後もアディグエが相手ブロックを弾くスパイクを決め25—19でこのセットを取り、ストレートで勝利した。
開幕以降負けなしの26連勝でレギュラーラウンドを終えたコネリアーノ。次戦プレーオフの準々決勝は、10日(月)0:00から8位通過のベルガモと対戦する。
■試合結果
コネリアーノ 3ー0 ペルージャ
第1セット 25ー17
第2セット 25—23
第3セット 25ー19