[写真]=CEV

 12日、欧州バレーボール連盟(CEV)が開催する男子チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝1stレグが行われた。

 ヨーロッパの各国リーグの上位チームが集うWCL。リーグラウンドはグループAからEまでの5グループ各4チームに振り分けられ、ホームアンドアウェー方式の2回総当りで争う。各組の2位チームと3位チームの最上位1チームがプレーオフに出場し、その勝者が各組の1位チームが待つ準々決勝へ進出し、その勝者が準決勝、決勝と駒を進める。

 リーグラウンドをグループAの首位で通過した石川祐希所属のペルージャはプレーオフを戦うことなく準々決勝へ進出。その準々決勝ではグループBを同じく首位通過したモンツァと、アウェーで対戦した。

 第1セット、石川はベンチスタートとなった。序盤から拮抗した点の取り合いとなる。しかし中盤ブロックポイントなどで前に出たのはモンツァだった。流れが悪くなったペルージャは徐々に点差を離されていく。終盤、両者粘り強くボールをつなぎ長いラリーを展開するが、これを制したのもモンツァ。勢いに乗れないペルージャは19ー25で1セット目を落とす。

 2セット目はスタートからペルージャがリードをとる展開になり、石川は序盤でコートに入る。完全にペルージャの流れになる中で、石川はラリー中のボールをツーアタックで決めるなど機転を利かせた攻撃でさらにチームに勢いをもたらす。21ー16と5点リードの場面からペルージャは一気に連続ポイントを奪って畳みかけると、最後は石川のサービスエースが決まり、25ー16の大差でセットを取り返す。

 続く第3セット、石川はスタートからコートに立った。序盤に僅かなリードを得たペルージャがその点差を保ち試合を進める。中盤で石川が強いサーブを放ちモンツァの守備を崩すとペルージャがブロックで仕留め、サーブでブレイクに貢献。また、少しトスが合わない場面でも巧くバックアタックを決め切る姿を見せる。流れを掴んで離さなかったペルージャがこのセットも25ー17と点差をつけてとり、勝利に王手をかける。

 第4セットもスタートからコートに立った石川。2、3セット目とは異なり序盤から一進一退の攻防が続くが、連続失点をしたペルージャが13ー15とモンツァにリードを許し、逆転できないまま終盤に入る。しかし20ー23の場面から3連続ポイントを獲得したペルージャが土壇場で同点に追いつく。ここで勝ち切りたいペルージャ、最後に強さを見せつけ再び3連続ポイントを奪うと、27ー25でデュースを制した。このセット中盤で一度コートに下がった石川だったが、終盤で再びコートに入りサービスエース、バックアタックを決めチームを勢いづけ、セットカウント3ー1の勝利に貢献した。

 大事な準々決勝の1stレグで勝利を飾ったペルージャ。この試合で石川は2セット目の途中から出場し、サービスエース2本を含む11得点を挙げた。

 次の2ndレグは、ペルージャのホームで21日(金)4:30から行われる。次戦も勝利しペルージャは準決勝に駒を進めることができるか、注目される。

■試合結果

ペルージャ 3ー1 モンツァ

第1セット 19ー25
第2セット 25ー16
第3セット 25ー17
第4セット 27ー25