28日、V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)のリガーレ仙台が、清和真奈美(27)と加藤優奈(28)が今シーズン限りで現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 清和は利府高校出身のアウトサイドヒッター兼リベロ。高校卒業後は東北学院大学に進学し、その後仙台に入団。今シーズンはリベロとしての出場が主になっていた。

 加藤はセッターで宇都宮文星高校出身。高校卒業後は尚絅学院大学へと進みその後仙台に入団していた。今シーズンはアウトサイドヒッターとしてコートに立った。

 2名はクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。

清和

「いつもたくさんの応援ありがとうございます!今シーズンをもって現役引退することを決断いたしました。地元宮城で大好きなバレーボールをする環境をいただけた事、そして、バレーボールを通じてたくさんの方と出会い、素敵なつながりできた事、とても幸せに思います。Vリーグ参入前からリガーレ仙台の一員として活動してきた5年間、本当に貴重な経験をたくさんさせていただきました。楽しい事ばかりではなく、壁にぶつかることも多々ありましたが、どんな時でも変わらず応援してくださる皆様、支えてくださる皆様のおかげで、乗り越えることができました。本当にありがとうございます!チームとして初のプレーオフ進出。大好きなリガーレ仙台で、大好きなチームメイトと最後の最後までバレーボールを楽しみ、目標であるVリーグ初代女王を達成して、最高の瞬間を皆さんと共に過ごせたらいいなと思っています。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!」

加藤

「いつもたくさんの応援ありがとうございます!この度、2024-25シーズンをもちまして引退することを決断いたしました。入団して6年、Vリーグ参入して4年。本当に色々あったこの6年間は皆さんの応援が私の背中をたくさん押してくださいました。そして何にも変えることができない貴重な経験と大好きなな仲間達と”リガーレ仙台”でバレーボールができて幸せを心から感じています!長いようで短かかった私のバレーボール人生にたくさんの夢と希望を本当にありがとうございました。残りの試合少しでも長くみんなとバレーボールができるよう全力で”リガーレ仙台”として戦い抜きます。最後まで熱い応援よろしくお願いいたします!」

 チームは2位でレギュラーラウンドを終え、3月29日(土)から始まるプレーオフに進出することが決まっている。最高の形で送り出すためにチーム一丸となって戦う姿に注目したい。