今シーズンのセリエA女子には、日本代表でも活躍するノヴァーラのアウトサイドヒッター(OH)石川真佑、コネリアーノのセッター(S)関菜々巳、ミラノのリベロ(L)福留慧美が所属している。
レギュラーシーズンをコネリアーノが1位、ミラノが2位、ノヴァーラが4位で終え、日本人所属の全3チームがプレーオフに出場。3月9日(日)~20日(木)にかけて行われたプレーオフ準々決勝を全3チームが勝ち上がり、3戦先勝方式の準決勝に進出した。23日(日)には第1戦が行われ、コネリアーノがノヴァーラにストレート勝利、ミラノがスカンディッチにストレート勝利を収めていた。
そして、30日(日)と31日(月)に準決勝の第2戦が行われた。
石川が所属するノヴァーラは、関が所属するコネリアーノと対戦した。石川が先発出場、関はベンチスタートとなった第1セットは序盤、勢い付くブロックを決めたコネリアーノがリードする。しかし、すかさずノヴァーラが2度の連続ブレイクで逆転し中盤に入る。以降もリードを保ったノヴァーラ。16ー18でコネリアーノが劣勢の場面、2枚替えで関がコートインするも流れを変えられず、短時間の出場で再びベンチへ戻った。その後も点差は縮まることなく、最後はノヴァーラがブロックで得点しセット先取する。石川はスパイクだけでなくブロックでも得点をあげた。
続く第2セットもスタートからコートに石川の姿が。一進一退の攻防の中、中盤に抜け出したノヴァーラが徐々にリードを広げていく。最後の1点を石川のスパイクで決めたノヴァーラが、セットを連取する。2セットダウンのコネリアーノにとって後がない第3セット。先行する入りとなったコネリアーノだが、ノヴァーラの猛攻を止められない。中盤、前に出たノヴァーラは20点以降もリードを保つ。粘るコネリアーノを振り切ったノヴァーラ、最後はこのセットも石川がスパイクを決め切り、ゲームセット。ノヴァーラがストレート勝利を収めた。また、石川はブロック1本、サービス―エース2本を含む12得点を獲得し、チームの勝利に貢献した。
一方、2024年4月20日の試合から連勝記録が続いていた女王コネリアーノは、この敗戦により50連勝でストップすることとなった。なお、関が途中出場を果たしたことで第1戦では見られなかった、プレーオフでの日本人対決が実現した。
福留が所属するミラノは、レギュラーシーズン3位のスカンディッチと対戦。福留がベンチスタートとなった第1セットは序盤、拮抗した展開に。しかし、連続得点で19ー13と一気に抜け出したミラノはスカンディッチに猛追されながらも逃げ切りで第1セットを取る。第2セットは守備が乱れ、スカンディッチにリードされる入りとなったミラノ。12ー15と点差を広げられたところで福留がコートインすると、逆転でミラノがセットを奪取する。
続く第3、第4セットは福留がスタートから出場したものの、意地を見せたスカンディッチに取り返される。最終第5セットも福留はスタートからコートに立つ。序盤から中盤にかけてリードを保ったミラノは、13ー13で同点に追いつかれながらも第5セットを取り切り、フルセット勝利を飾った。第2セット途中から出場した福留は、2段トスやディグでチームの勝利に貢献した。
準決勝の第2戦を終え、コネリアーノとノヴァーラは1勝1敗のイーブン。ミラノは2勝で決勝進出に王手をかけた。次戦の第3戦、4月6日(日)22:30よりコネリアーノとノヴァーラが、4月7日(月)0:00よりミラノはスカンディッチと対戦する。
■試合結果
・石川真佑(ノヴァーラ)
vsコネリアーノ(〇3ー0)
先発出場12得点
・関菜々巳(コネリアーノ)
vsノヴァ―ラ(●0ー3)
途中出場
・福留慧美(ミラノ)
vsスカンディッチ(〇3ー2)
途中出場