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 大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第22節の試合が4月5日(土)と6日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全10クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出する。

 バスケットボールチームのベルテックス静岡と同日開催となった、東レアローズ静岡と広島サンダーズの対戦。GAME1では、ホームの東レ静岡が2セットを先取したものの広島THが大逆転勝利、続くGAME2は広島THが快勝を飾った。チャンピオンシップ進出圏内の6位を死守するべく、レギュラーシーズン最終戦に挑んだ広島THが敵地で2連勝。後続の日本製鉄堺ブレイザーズとの差を広げ、最後の1枠となるチャンピオンシップ進出を決めた。

 東京グレートベアーズは日鉄堺BZとホームで対戦した。GAME1は東京GBのストレート勝利。アウトサイドヒッター柳田将洋(OH)がアタック決定率57.1をマークすると共に、サービスエース3本を含むチーム最多の15得点を記録するなどチームをけん引した。GAME2では東京GBのオポジット(OP)マチェイ・ムザイが3月1日に行われた第17節GAME1ぶりに復帰。試合を通してサーブから主導権を握った東京GBがセットカウント3ー1で勝利を収めた。東京GBはレギュラーシーズン最終戦であり、最後のホームゲームである今節を2連勝で締めくくると共に、今季の目標としていたホームゲーム来場者数10万人を達成した。一方、悔しい2連敗となった日鉄堺BZはチャンピオンシップ進出への道が断たれる結果となった。

 バスケットボールチームの大阪エヴェッサと同日共創開催になったのは、大阪ブルテオンとサントリーサンバーズ大阪の首位攻防戦。フルセットの大熱戦となったGAME1は第5セット、25点を超えるデュースに発展。結果、アウェーのサントリーが勝利をあげた。GAME2はサントリーが力を見せ、ストレート勝利。連勝記録を14に伸ばした。一方の大阪Bは、レギュラーシーズンの優勝確定が次戦へと持ち越された。今節では、ケガの影響により離脱していた大阪BのOHトーマス・ジェスキーや、サントリーのミドルブロッカー小野寺太志がコートインを果たしている。

 VC長野トライデンツとジェイテクトSTINGS愛知の対戦。GAME1ではセッターの関田誠大にアクシデント、GAME2はスタメンを大幅に変更したSTINGS愛知だったが、両ゲームで勝利を収める結果に。STINGS愛知はレギュラーシーズン最終戦を敵地ながら2連勝で飾った。

 ウルフドッグス名古屋はヴォレアス北海道をホームに迎え、両日共にストレート勝利を飾った。レギュラーシーズン最終戦となる今節を終え3位のWD名古屋だが、前を走るサントリーや大阪Bの残る試合結果次第では1位浮上の可能性も。なお、リーグの各種ランキングで上位を走り続けたWD名古屋のOPニミル・アブデルアジズはレギュラーシーズンを終え総得点1181点、サーブ得点117点を記録した。

 次戦は4月12日(土)と13日(日)に、スケジュールの関係で後ろ倒しとなっていたヴォレアス vs 日鉄堺BZ、VC長野 vs サントリー、大阪B vs 東レ静岡の計3カードが行われる。

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第22節 GAME1結果

  東レアローズ静岡 2ー3 広島サンダーズ

  (28ー26、25ー11、22ー25、22ー25、13ー15)

  東京グレートベアーズ 3ー0 日本製鉄堺ブレイザーズ

  (25ー16、25ー22、25ー23)

  大阪ブルテオン 2ー3 サントリーサンバーズ大阪

  (25ー27、25ー23、25ー20、22ー25、23ー25)

  VC長野トライデンツ 3ー1 ジェイテクトSTINGS愛知

  (26ー24、22ー25、21ー25、23ー25)

  ウルフドッグス名古屋 3ー0 ヴォレアス北海道

  (25ー14、25ー17、25ー23)

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第22節 GAME2結果

  東レアローズ静岡 0ー3 広島サンダーズ

  (20ー25、19ー25、20ー25)

  東京グレートベアーズ 3ー1 日本製鉄堺ブレイザーズ

  (25ー22、25ー18、22ー25、25ー16)

  大阪ブルテオン 0ー3 サントリーサンバーズ大阪

  (19ー25、16ー25、19ー25)

  VC長野トライデンツ 2ー3 ジェイテクトSTINGS愛知

  (25ー19、25ー27、19ー25、25ー23、11ー15)

  ウルフドッグス名古屋 3ー0 ヴォレアス北海道

  (25ー16、25ー19、30ー28)