6日にV.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)のプレーオフファイナルが行われ、フラーゴラッド鹿児島が優勝。初代王者とシーズン最終順位、個人賞が決まった。
今シーズンから新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは東地区と西地区に分かれての戦いに。東地区は北海道イエロースターズ、西地区はヴィアティン三重がレギュラーシーズンを制していた。
両地区の上位2チームが進出するプレーオフでは、西地区1位のVT三重と2位のF鹿児島が東地区の2チームを下して決勝に進出。決勝では激闘の末にF鹿児島がフルセットの戦い(25ー20、23ー25、23ー25、25ー20、13ー15)を制し初代王者の座に輝いていた。
最終順位については、プレーオフセミファイナルの敗者クラブの順位決定戦は行われず、各クラブのレギュラーシーズン全28試合の結果により確定している。
また、個人賞についてはレギュラーシーズンの記録によって確定していた個人賞以外の受賞者も決定。レギュラーシーズンのMVPにはF鹿児島のオポジット長友優磨が選ばれ、レギュラーシーズンベスト6にはその長友と笠利真吾(F鹿児島/アウトサイドヒッター)、齋藤浩貴(奈良ドリーマーズ/アウトサイドヒッター、オポジット)、水野将司(アイシンティルマーレ碧南/ミドルブロッカー)、中谷薫(北海道YS/ミドルブロッカー)、中村有晴(VT三重/セッター)が東西から選ばれている。
そして、プレーオフMVPには、ファイナルでも32得点の大活躍を見せた笠利が選ばれている。
■2024ー25 V.LEAGUE MEN シーズン最終順位
1位 フラーゴラッド鹿児島
2位 ヴィアティン三重
3位 北海道イエロースターズ
4位 埼玉アザレア
5位 アイシンティルマーレ碧南
6位 クボタスピアーズ大阪
7位 富士通カワサキレッドスピリッツ
8位 きんでんトリニティーブリッツ
9位 レーヴィス栃木
10位 つくばユナイテッドSun GAIA
11位 大同特殊鋼知多レッドスター
12位 長野GaRons
13位 近畿クラブスフィーダ
14位 奈良ドリーマーズ
15位 千葉ZELVA
16位 兵庫Delfino
17位 東京ヴェルディ
18位 福岡ウイニングスピリッツ
■2024ー25 V.LEAGUE MEN リーダーズ表彰・個人表彰
▼シーズン優勝ヘッドコーチ賞
小川貴史(F鹿児島)
▼プレーオフMVP
笠利真吾(F鹿児島/アウトサイドヒッター)
▼トップスコアラー(最多得点)
長友優磨(F鹿児島/オポジット)
▼トップスパイカー(アタック決定率)
劉鴻杰(クボタ/ミドルブロッカー)
▼トップサーバー(サーブ効果率)
長友優磨(F鹿児島/オポジット)
▼トップブロッカー(セット当たりブロック決定本数)
水野将司(アイシン/ミドルブロッカー)
▼トップサーブレシーバー(サーブレシーブ成功率)
山根志哉(奈良/リベロ)
▼レギュラーシーズンMVP
長友優磨(F鹿児島/オポジット)
▼レギュラーシーズンベスト6
長友優磨(F鹿児島/オポジット)
笠利真吾(F鹿児島/アウトサイドヒッター)
齋藤浩貴(奈良/アウトサイドヒッター、オポジット)
水野将司(アイシン/ミドルブロッカー)
中谷薫(北海道YS/ミドルブロッカー)
中村有晴(VT三重/セッター)
▼レギュラーシーズンベストリベロ
山根志哉(奈良)
▼最優秀新人賞
中谷薫(北海道YS/ミドルブロッカー)
▼最優秀フェアプレー賞
水野将司(アイシン/ミドルブロッカー)
▼MIP賞
鳴海宏太(VT三重/アウトサイドヒッター)
▼最優秀育成クラブ賞
アイシンティルマーレ碧南
▼最優秀社会連携クラブ賞
つくばユナイテッドSun GAIA
※特別表彰、 功労者表彰は該当者なし