大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の日本製鉄堺ブレイザーズは2日、セッターの大宅真樹(30)とアウトサイドヒッターの高梨健太(28)の加入を発表した。背番号はそれぞれ11と7を着用する。
2024ー25シーズンのSVリーグ男子でレギュラーシーズン7位に終わりチャンピオンシップ進出を逃した日鉄堺BZ。セッターの山口頌平(30)の引退やアルゼンチン代表アウトサイドヒッターのルチアーノ・パロンスキー(25)らの退団が発表されていた中、日本代表クラスの選手を補強した。
大宅は、東亜大学を卒業後の2018年に加入したサントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)で、在籍していた7シーズンの間にチームを3度のV.LEAGUE DIVISION1 MEN(V1)優勝と、SVリーグ男子の初代王者に導いた。自身もV1のベスト6を4度、最高殊勲選手賞を2度受賞。2020ー21シーズンからの4シーズンはチームのキャプテンを務めていた。また、2018年に男子日本代表に初選出されると、2020年から2025年まで6年連続で日本代表メンバーに登録されている。
一方の高梨は2019年に豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)に入団すると、2021ー22シーズンはチームをリーグ準優勝に導き、自身はベスト6を受賞。さらに天皇杯優勝にも貢献し、2022ー23シーズンにはリーグ制覇にも貢献していた。ただ、2024-25シーズンはチームのキャプテンを務めていたものの、厚い選手層もあり出場機会を減らしていた。
加入が決まった2選手はクラブを通じてコメントしている。
■大宅真樹
「今シーズンより日本製鉄堺ブレイザーズに入団いたします大宅真樹です。これまでの自分を越えたい気持ちと、ブレイザーズというチームで勝ちたい気持ちがあります。また、いち早くブレイザーズファンの方々に僕という人間を受け入れてもらえるように尽力いたします。自分自身、以前所属していたチームではたくさんの経験をさせていただいたと思っています。その経験も活かしてブレイザーズでも最高のシーズンにしていきたいと思います。セッターとしてのレベルアップのためにたくさん勉強・練習をしてチームを勝たせるセッターに近づくように精進していきたいと思っています。バレーボールを全力で楽しむ姿や、チーム一丸となって泥臭く粘り強くシーズンを戦い抜く姿を期待していてください!これから日本製鉄堺ブレイザーズの一員として精一杯頑張りますので、ファンの皆さんも僕たちと一緒に戦ってくれたら嬉しいです!応援よろしくお願いいたします!」
■高梨健太
「この度、日本製鉄堺ブレイザーズに入団することになりました高梨健太です。伝統と歴史あるこのチームでプレーできることを嬉しく思います。これまで積み重ねてきた経験を活かしながら、新たな環境でもしっかりと自覚と責任を持ち、日々の練習や試合に全力で取り組みます。応援よろしくお願いします」