大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のサントリーサンバーズ大阪は2日、関田誠大(31)、小川智大(28)、イゴール・クリュカ(29)の3名が2025ー26シーズンより新たに加入することをクラブ公式サイトで発表した。
2024-25シーズンのSVリーグ男子チャンピオンであるサントリー。セッターの大宅真樹(30)やアウトサイドヒッターのアレクサンデル・シリフカ(29)らが退団していた中、今回の大型補強が実現した。
関田はセッターで中央大学出身。大学卒業後はパナソニックパンサーズ(現・大阪ブルテオン)へ加入した。3シーズンプレーしたのち、堺ブレイザーズ(現・日本製鉄堺ブレイザーズ)、ポーランドのクプルム・ルビンでのプレー経験を経て2022ー23シーズンよりジェイテクトSTINGS(現・ジェイテクトSTINGS愛知)に加入。2024ー25シーズンはSVリーグ男子準優勝に貢献した。また、2016年からは男子日本代表にも選出されている。
小川はリベロで明治大学出身。大学卒業後の2018年に豊田合成トレフェルサ(現・ウルフドッグス名古屋)へ入団すると、2020ー21シーズンから3年連続でベストリベロ賞を受賞した。2024年にジェイテクトSTINGS愛知へ移籍すると、チームの守備力向上に貢献し、今シーズンはサーブレシーブ成功率で4位の成績を残した。また、日本代表には2021年から選出され、粘り強い守備でチームを支えている。
クリュカはロシア出身のアウトサイドヒッター。2014年からロシアのリーグでプレーをしており、今回が自身初の海外挑戦となる。また、2015年からはロシア代表に選出されており、ROC(ロシアオリンピック委員会)として出場した2020年の東京オリンピックでの銀メダル獲得に貢献すると、自身もベストアウトサイドヒッターに選出されていた。
3名はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。
・関田誠大
「サントリーサンバーズ大阪の一員になれたことをとても嬉しく思っています。チームが成長するために自分ができることを最大限尽くしていく覚悟です。これからぜひ熱いご声援をよろしくお願いします」
・小川智大
「今シーズンからサントリーサンバーズ大阪に入団することになりました、小川です。素晴らしいメンバーと今シーズンを共に楽しみたいと思っています。サントリーサンバーズ大阪の関係者の方々、スポンサーの方々、ファンの方々、サポートしてくださる方々、皆さんぜひ宜しくお願いします」
・イゴール・クリュカ
「日本でプレーすることは私の夢でした。新たな区切りとして嬉しく感じていますし、サンバーズファミリーの皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!」