8日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子日本代表はカナダ代表と対戦。2024年大会で敗れていた相手に見事なストレート勝利を収めた。試合後、チーム最多の20得点を記録したアウトサイドヒッターの和田由紀子がU-NEXTのフラッシュインタビューで試合を振り返った。
ストレート勝ちとはいえ、どのセットも中盤までは接戦だったこの試合。和田は「サーブで崩される場面が多く、なかなか流れが来ませんでした。でも、そこから自分たちのサーブでしっかり攻めて、いい流れを持ってこられたのは良かったと思います」と、試合中の修正力とチームの対応力を語った。
また、前節の女子セルビア代表戦に続き好調だったバックアタックについては「ネットとの距離があるので、ジャンプの高さが低くならないように、上にしっかり飛んで打点を確保することを意識しています」と意識を明かした。
ここまで今大会の正セッターを務める関菜々巳とのトスワークにも手応えを感じている様子で、「試合期間に入ってから一気にコンビが合うようになりました。練習の中でも一緒に映像を見て、しっかりコミュニケーションを取ってきたので、自分が欲しいトスを毎回持ってきてもらってると感じています」と、大会が始まってからよりその精度は上がってきているようだ。
次戦は、ここまでの2試合いずれもフルセット勝ちを収めているドミニカ共和国代表との一戦。和田は「フルセットで勝ち上がってきたチームなので、なかなか自分たちの流れが来ない場面もあると思いますが、今日のように我慢強く、取り切るべきところでしっかり点を取りきれるように、全員で戦っていきたい」と力強く意気込みを語った。
ドミニカ共和国戦は8日(日)24時に試合開始。U-NEXTで生配信が行われる予定だ。