9日(月)に行われたネーションズリーグ2025女子の予選ラウンド第1週の最終戦で、バレーボール女子日本代表はドミニカ共和国代表にストレート勝利。これでカナダで行われた第1週の4試合はすべてストレート勝ちと、最高の形で初週を締めくくった。試合後、キャプテンの石川真佑がU-NEXTのフラッシュインタビューに応じ、試合と大会序盤を振り返った。
4試合で失セット0と安定した戦いを見せる日本。「今日まで4試合やって、すごくチームとしてもいい雰囲気でできていました。今日の途中は苦しい場面もあったんですけど、そこをしっかり我慢しながら、しっかり勝ち切れたのがよかったです」と、石川も安定感のあるチームの戦いぶりに満足感をにじませた。
これまでは守備に奔走する試合も多かったが、ドミニカ共和国戦ではチーム最多の20得点。それでも、自身のパフォーマンスには冷静な自己評価も。「攻撃のところで被ブロックやミスが今日は少し多かったので、そこは反省しなかればいけないです。ただ、いろんな選手がさまざまなポジションから攻撃に参加できたのはすごくよかったです」と話し、チーム全体の連携に手応えを感じている様子だった。
序盤は高い相手の守備に苦しむ場面もあったものの、途中からはその守備を攻略。打ち分けについては、「被ブロックを避けるために、空いているラインを見ながらストレートやクロスの打ち分けをしています。中に切り込むプレーでミスもあったので、そこはうまく切り替えていきたいです」と語った。
次の香港ラウンドでは、2024年大会女王の女子イタリア代表、女子中国代表などとの対戦が控える。石川「イタリアや中国といった強いチームがいますが、自分たちがやるべきことは変わらないです。また期間が空きますけど、香港ラウンドに向けてまたいい準備をしていきたいですし、メンバーが変わっても自分たちのやるところは変えずに、しっかり全員で戦っていきたいと思います」と、次の戦いに向けた意気込みを口にした。
次の女子日本代表の戦いは18日(水)に行われる女子タイ代表戦。カナダラウンドの勢いのまま勝利を掴めるか。