12日に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子ポーランド代表相手に食らいつくも1-3で黒星を喫した。リベロの藤中颯志がU-NEXTのフラッシュインタビューで試合を振り返った。
FIVB世界ランキング1位のポーランドに2セットを落として後がなくなった日本は、第3セットからメンバーを大幅に変更。リベロも小川智大から藤中に代えた。代表デビュー戦を飾った藤中は高い繋ぎの能力を要所で発揮。コート外に大きく弾かれたボールや、ブロックで軌道が変わったボールを上げてみせた。
藤中は試合を振り返り、「途中からメンバー代わりましたけど、みんなが『雰囲気を変えていこう』というモチベーションでどんどん強気でプレー出来たのはすごい良いことで。それが良い結果に繋がったのかなと思います」とコメント。
また、自身の持ち味を聞かれた際には「自分の持ち味はスピードを活かした守備範囲を持ち味としているので、そういったところを見て頂けると嬉しいなと思います」と、守備範囲への自信を覗かせた。
負けを喫したものの、37-39の大熱戦となった第4セットについて藤中は「楽しめましたね。すごい楽しかったです」と代表デビュー戦でも楽しむ心を忘れていなかった。
日本は次戦、13日(金)18:00よりFIVB世界ランキング12位の男子セルビア代表と対戦する。藤中は「今、楽しかったと言ったんですけど結果が着いてこなかったのはすごい反省点でもあるので、明日また試合もあるので全員で勝ちに向かって頑張りたいと思います」と勝利に対する意欲を語った。