バレーボール男子日本代表の大塚達宣がイタリアに向けて出国した。
大塚は早稲田大学で3度の全日本バレーボール大学男女選手権大会制覇に貢献するなど輝かしい結果を残した後、2022-23シーズンからパナソニックパンサーズ(現・大阪B)に入団。最優秀新人賞やベスト6を受賞するなど入団当初からチームの中心選手として活躍した。
順調に日本でのキャリアを積んできた中、今オフにセリエAのミラノへと移籍することが決定。ミラノからペルージャに移籍した男子日本代表の石川祐希の後釜として加入することとなった。ミラノの大躍進を支えた石川に続く2人目の日本人として、現地からの注目も高いはずだ。
パリ2024オリンピック(パリ五輪)での戦いの後、大阪Bに合流していた大塚だが、22日にイタリアに向けて出国。大阪Bのクラブ公式Xを通じて意気込みを語っている。
「皆さんこんにちは、大塚達宣です。本日いよいよ出発します。イタリアでプレーできることが非常に楽しみですし、自分にとって充実したシーズンになるよう頑張ってきます。応援よろしくお願いします」
なお、大阪BのXでは、大塚にエールを送るチームメイトたちや空港まで見送った西川馨太郎とエバデダン・ラリーの姿もあった。チームメイトからもとても愛されていた大塚。バレーボール選手としての実力だけではなく、その持ち前の明るさで、ミラノでもチームの中心として活躍してくれるだろう。