女子バレーボール日本代表は18日(水)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子タイ代表と対戦し、セットカウント3-2(18-25、23-25、25-20、25-15、15-11)で勝利を収めた。
セットカウント0-2とリードを許した厳しい展開の中、途中出場で流れを変えたのがミドルブロッカー(MB)の山田二千華だった。その山田が試合後にはU-NEXTのインタビューに答えた。
今大会はまだスタメンでの起用がない山田。それでも「自分が入れなくても、どうやってコートがうまく回るかを常に考えて準備していた」といい、「今までもチームと戦ってきた中で、成果が出せてよかった」と振り返った。
第3セットからの出場は、チームが連続でセットを失った直後。難しいタイミングだったが、「すごい苦しい状況ではあったんですけど、逆にしっかり切り替えてやるセットでもあった」と捉えてプレー。チームの巻き返しに貢献した。
得意のブロックが炸裂する場面もあったが、「タイのセッターはトリックというか上げ方がすごい特徴あって、釣られるシーンはあった」とはしつつも、「我慢強くリードブロックを意識してプレーできた」と、冷静に振り返った。
次戦は、FIVB世界ランキング1位の女子イタリア代表との戦いとなる。2024年のネーションズリーグ決勝で敗れた相手でもあるが、その試合にも出場していた山田は、「今日はサーブが走らなかった部分もあった」と課題を挙げつつ、「もう一度サーブで攻めて、自分たちのいい状況をしっかり作りたい」と意気込んだ。
イタリア戦は20日(金)の21:30試合開始予定だ。