男子バレーボール日本代表は26日(木)、ネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで男子ブルガリア代表と対戦し、セットカウント0-3(25-27、23-25、19-25)で敗れた。
セッターの大宅真樹が試合後にU-NEXTのフラッシュインタビューに応じた。
予選ラウンド第1週の中国ラウンドでは全試合に先発していた大宅だが、ブルガリア戦では途中からの出場に。その点については、「控えからのスタートは初めてで難しい場面もありましたけど、良い経験になりました。途中からの戦い方もしっかり学びながらまた次につなげたい」と意欲的な姿勢を示した。
ブルガリアは平均身長が2mを超える相手。出場時にはできる限りブロックの枚数を減らすトスワークを心がけたという。「サイドのトスは1.5枚にしないといけないなと外から見て思っていた。2枚しっかりつかれると、良いタッチを取られたり、シャットされることが多かった」と分析。そのうえで「まずは怖くても真ん中を使うところは意識しながら、ミドルのブロッカーの反応を少しでも遅らせること」と工夫を語った。
さらに、「あとは高さを落とさないようにキープしようとは思った」とトスの高さも意識していたようだが、「終盤はスピードの方を意識してしまって低くなる場面があった」と反省も忘れなかった。
予選ラウンド第2週のブルガリアラウンドでは次戦の男子フランス代表戦を含め、強敵との対戦が控えている。それでも、「いろんな国のセッターを見てもフィジカル的にも強いセッターがたくさんいる。僕は小さいセッターにはなりますけど、いろんな意味で強気なトスワークができたら」と強気な姿勢を続けるつもりだ。
「しっかりコンディションを整えて、チームでまた戦っていけたら」と語る大宅。フランス戦は26日の21時試合開始予定だ。