15日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子 予選第3週の日本ラウンド開催に伴った前日会見が行われた。
中国ラウンドとブルガリアラウンドを終え、5勝3敗の総合順位4位につけている男子日本代表。明日の7月16日(水)19:20より、千葉ポートアリーナで行われる予選第3週 日本ラウンドの初戦となる男子ドイツ代表戦を迎える。
日本ラウンドの開幕を控える中、男子日本代表からアウトサイドヒッターの髙橋藍とロラン・ティリ新監督が前日会見に登壇した。
この日本ラウンドから合流する髙橋は「良い休息を挟めたので自分自身もリフレッシュ出来ました。外からチームを見るという状況は今までなかったので、最初の中国ラウンドもブルガリアラウンドも見てましたけど、日本のバレーボールが、クオリティーの高さとして出ていました。ティリ監督は日本のバレーボールを求めていく、世界との戦い方を見つけていくという部分にフォーカスしている監督だなと感じました。自分も合流して、ここからどういったチームを作っていくのか楽しみですし、自分自身のフィーリングも非常に良いものを出せているので、千葉ラウンドでさらに上げていきたいなと思っています」と日本のここまでの戦いぶりを振り返ると共に、自身のコンディションについても言及した。
また、日本ラウンドに向けて「チームを作っていく段階でもあるので、しっかりファイナル進出するということが千葉ラウンドでは必要です。チームとしてはしっかりコミュニケーションを取ってチーム力を高めていく、さらに良いチームを作っていくというのが千葉ラウンドだと思っています。結果を出しながら、大会を通してチームを作っていくというところにフォーカスしたいと思います」とチームの目標を明確にした。
現状のコネクションを聞かれた際は「もちろん完璧はないので、常に良い状況を求めてはいるんですけど。沖縄でも良いトレーニングが出来て、コミュニケーションが取れて、良いチームは作れてきています。これからさらに、合流したメンバーもフィットしていかないといけないですし、勝っていくために満足せず、勝てるチームを求めていくというところは変わらないです。さらに精度であったり日本のバレーボールを強みに出して、コミュニケーション含めチーム作りというところはさらに求めていきたいと思います」と勝てるチームを求めていくとした。
男子日本代表は日本ラウンドにて男子ドイツ代表、男子アルゼンチン代表、男子ブラジル代表、男子アメリカ代表と対戦する。初戦のドイツはここまで4勝4敗の総合順位8位、FIVB世界ランキング8位のチームだ。