17日に行われたネーションズリーグ2025男子の予選ラウンドで、バレーボール男子日本代表は男子アルゼンチン代表に2セットダウンからの大逆転勝利。オポジットの宮浦健人がU-NEXTのインタビューに答えた。
宮浦はこの試合、勝負所でスパイクを決め切るなど攻撃面でチームをけん引。両チーム最多の23得点を獲得した。「2セットを奪われた展開から、まず今日の試合を勝ち切れたところは本当に大きな結果だと思います。また、代わった選手やコートに立った選手がそれぞれしっかり役割を果たした結果、勝ち切れたことは大きいと思います」と試合を振り返った。
この試合では、リベロの小川智大やアウトサイドヒッターの富田将馬など途中出場した選手の活躍も目立った。「これまで、試合に出場する機会が少なかった選手が中国ラウンド、ブルガリアラウンドで試合に出て、力をつけてきたことでこういった結果が生まれたというのは、本当に嬉しく思います」とここまでの予選ラウンドを戦い抜いたメンバーを労った。
2セットダウンで後がなくなった第3セット以降、トスを託される場面も増えた宮浦。「まだまだ自分の中で『ああしとけば良かった』『こうしとけば良かった』という部分もあったんですけど、まずは勝利に貢献出来て良かったなと思います」と反省の色を滲ませた。
小川がインタビュー内で言ったことで浸透している”宮浦様”という呼び名について「全然そんなことなくて。チームメイトに助けられてばかりなので、もっと力をつけたいなと思います」と更なる高みへ意欲を燃やした。
次戦、7月18日(金)19:20より男子ブラジル代表と対戦する日本。「ここまで2連勝してきて、もう1戦を勝ちにいかないといけないのかなと思うので、しっかり準備して明日に臨みたいと思います」と意気込んだ。
最後に「今日も素晴らしい声援を頂いて、最後の1点を取り切ることが出来たのかなと思います。また明日も難しい試合になると思うんで、ファンの皆さんの声援が必要になります。また明日も熱い応援お願いしたいです」とファンへメッセージを送った。