3日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025男子のすべての試合が終了し、男子日本代表は6位で大会を終えた。
ロラン・ティリ監督を迎えた新体制で挑んだ初の国際大会。予選ラウンドを8勝4敗の4位で通過したものの、決勝ラウンド初戦で世界ランキング1位のポーランド相手にストレート負けを喫し準々決勝で敗退、3大会連続の表彰台は叶わなかった。
そんな今大会、ベストレシーバーランキングではリベロの小川智大が9位にランクインした。広い守備範囲でコートを守り、強烈なサーブの威力を殺してAパスにするシーンを何度も見せた。ほとんどの試合でスタメン出場した小川はベストディガーランキングでも3位に輝き、日本の守備の要として躍動した。
また2024年パリオリンピックに出場した主要メンバーたちが予選ラウンド3週目からの合流となった中、1週目と2週目でキャプテンを務めたアウトサイドヒッターの富田将馬も守備に大きく貢献。成功数としては50本で15位にランクインしているが、成功率にフォーカスしてみると61%と全体の1位に輝いている。
■VNL男子ベストレシーバーランキングTOP10(大会終了時点)
※VNLのベストレシーバーは成功率ではなく成功数順
1位:トム・コープス(オランダ)/106本
2位:マイキ・ナシメント(ブラジル)/88本
3位:レオナルド・グラーヴェン(ドイツ)/73本
4位:チュウ・ゾンシュアイ(中国)/71本
5位:オレクサンドル・ボイコ(ウクライナ)、ロク・モジッチ(スロベニア)/68本
6位:ジェフリー・クルック(オランダ)、ヤニ・コヴァチッチ(スロベニア)/66本
7位:マルコ・イヴォヴィッチ(セルビア)/64本
8位:モルテザ・シャリフィ(イラン)/61本
9位:小川智大(日本)、バンジャマン・ディエス(フランス)/60本
10位:ルチアーノ・パロンスキー(アルゼンチン)、ヨンデル・ガルシア(キューバ)/59本