9日、インドネシアのスラバヤで2025女子U21世界選手権大会の予選ラウンドが行われ、バレーボールU21女子日本代表はU21女子チュニジア代表と対戦した。
出場24チームがプールA~Dに分かれて行われる予選ラウンド。初戦のチリ、2戦目のタイに勝利を収めた日本は、2連勝で予選3戦目を迎えた。
第1セット、スタートはチュニジアにリードを許した日本だったが、ブレイクポイントですぐに逆転に成功。スパイカー陣それぞれがバランス良く得点を決めていく。守備からの切り替えしで日本がラリーを制す場面が増え、最後はミドルの攻撃が決まり25-18で先取する。
第2セットは序盤から日本のペースで試合が進む。1セット目には出なかったブロックポイントで流れを掴んだ日本は得点を重ね、チュニジアを圧倒。20点目以降もサーブで攻めて相手の攻撃を上手く機能させず、25-13という大差でセットを取る。
続く第3セット序盤は点の取り合いでシーソーゲームに。しかし中盤以降、サーブで相手を崩して日本が先行。また1本目のレシーブを崩されても2段トスからスパイカー陣が巧く決め切り、連続ポイントを奪う。相手ブロックを利用したスパイクや、空いたスペースに緩く落とすフェイントなど、日本は多彩な攻撃で得点を重ね、最後は相手のミスで25点目が日本に入りゲームセット。日本がストレートで勝利した。
今試合では、筑波大学1年生のアウトサイドヒッター大森咲愛が両チーム最多の15得点をマークした。チュニジア相手にストレート勝利を飾り開幕3連勝とした日本は、現時点でプールDの2位につけている。
予選グループラウンドも残すところ2戦。次戦は11日(月)21:00から女子ブルガリア代表と、12日(火)21:00からは現時点でセットを1つも落とさず3連勝を決めている、女子ブラジル代表との一戦が控えている。
■試合結果
日本 3-0 チュニジア
第1セット 25-18
第2セット 25-13
第3セット 25-18