[写真]=古川剛伊

 12日(火)に韓国の晋州(チンジュ)で韓国招待試合が開催され、初戦を迎えた女子日本代表は女子フランス代表と対戦した。

 韓国招待試合は、8月12日(火)から17日(日)にかけて晋州で開催。アルゼンチン代表、チェコ代表、フランス代表、日本代表、韓国代表、スウェーデン代表の6チームが参加し、総当たり戦による勝利数で順位を決定する。

 大事な初戦、日本のスターティングメンバーはアウトサイドヒッター(OH)に長内美和子、深澤つぐみ、オポジット(OP)に廣田あい、ミドルブロッカーに山中宏予と山口真季、セッターは髙佐風梨、リベロに川畑遥奈を起用した。

 日本は第1セット序盤からフランスの高いブロックを利用して得点を重ねる。相手のクイック攻撃に苦しむ場面も見られたが途中交代で入ったOH野中瑠衣のサービスエースで点差を離す。終盤に入っても日本は冷静にボールを拾い、攻撃に繋げると25-20で1セット目を先取した。

 第2セットは拮抗した出だしとなったが、日本がサイドからの攻撃を印象付けて得点し徐々に抜け出していく。中盤に差し掛かり山口のクイックが決まると16-12と勢いに乗り、途中出場したOP河俣心海も強烈なスパイクを叩き込み20-13と点差を広げる。流れに乗った日本が先にセットポイント握るも、攻撃はブロックに阻まれ3連続失点。しかし最後はフランスのスパイクがアウトとなりこのセットも日本が取った。

 第3セット、4連続得点を奪われる出だしとなったが、山中のクイックや深澤が相手の隙をついたフェイントで同点に追いつき一進一退の攻防に。しかしフランスが多彩な攻撃を見せ10-14と再びリードを奪われる。何とか追いつきたい日本だがフランスの高いブロックに攻撃が阻まれる。このセットでも途中出場したOH野中のスパイクが連続で決まり流れを掴むかと思われたが、先セットポイントを握ったフランスに素早いクイックを決められこのセットを落とす。

 第4セット、サイドアウトの応酬となった序盤から、山口のサーブでフランスの守備を崩して12-9と抜け出す。しかしフランスがブロックを利用されまいと手を引くプレーや隙をついたフェイントなどもあり、21-22と終盤に入りリードされる展開となったが、チャンスボールを攻撃につなげて得点し24-23。最後は長内のサーブがエースとなり試合が終了しセットカウント3-1で日本代表が勝利した。

 フランスのブロックに苦しむ場面の見られた日本だが、そのブロックを利用してボールをつなぎ、多彩な攻撃で得点に結びつけた。

 次戦は13日(水)19時からチェコと対戦する。

■試合結果

日本代表 3-1 フランス代表

第1セット 25-20
第2セット 25-21
第3セット 22-25
第4セット 25-23

 

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