13日、韓国招待試合の2戦目が行われ、バレーボール女子日本代表は女子チェコ代表と対戦した。
韓国招待試合は8月12日(火)から17日(日)にかけて韓国の晋州(チンジュ)で開催される。日本とチェコの他、女子アルゼンチン代表、女子フランス代表、女子韓国代表、女子スウェーデン代表の6チームが参加し、総当たり戦による勝利数で順位を決定する。
日本は、8月12日に行われたフランスとの初戦をセットカウント3-1の勝利で飾っている。続く2戦目、日本はアウトサイドヒッター(OH)に長内美和子、野中瑠衣と廣田あい、ミドルブロッカーに山口真季と麻野七奈未、セッター(S)は髙佐風梨、リベロに西崎愛菜をスタメン起用した。
第1セット、日本は相手にリードを奪われる入りとなる。相手のブロック&ディフェンスに苦しみ、攻撃を決め切れない日本はどんどんとリードを広げられる。ダブルスコアまで点差が開いた中盤も、反撃のきっかけを掴めない日本。ミスの目立つ日本は相手の高いブロックにも苦しみ、第1セットを18-25で落とす。
続く第2セット、日本は廣田に代えてオポジットの河俣心海を、髙佐に代えてS安田美南をスタートから起用した。序盤は拮抗した展開となる。しかし中盤に差し掛かった場面、河俣にアクシデントが発生。廣田が再びコートインする。バタつきの見られる日本は、攻守で相手に対応し切れず。中盤にリードを広げられていく。何とか食らいつく日本だが、堅いディフェンスを相手に攻撃が決まらない。終盤も流れは変わらず。日本は第2セットも落とし、後がない状況に。
勝負の第3セット、日本はSを髙佐に戻す。このセットも相手にリードされる立ち上がりとなる。流れを引き寄せられないまま迎えた中盤、日本は廣田に代わって入ったOHオクム大庭冬美ハウィのサーブから連続得点。その後、じわじわと点差を縮めた日本は、17-17で同点に追いつく。しかし終盤、連続ブロックポイントで相手にリードを許した日本。最後は日本のスパイクがアウトとなり、第3セットを取り切ったチェコがストレート勝利を収めた。
相手の堅いブロック&ディフェンスに苦しんだ日本は悔しいストレート負けを喫した。日本は次戦、15日(金)17:00からアルゼンチンと対戦する。
■試合結果
日本 0-3 チェコ
第1セット 18-25
第2セット 16-25
第3セット 20-25