7日(日)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)のすべての日程が終了した。
女子日本代表は3位決定戦で女子ブラジル代表とフルセットの激闘を戦い、あと一歩のところで敗れ最終順位4位で大会を終えた。
15年ぶりのメダル獲得とはならなかったが、新たにフェルハト・アクバシュ監督を迎えた新体制1年目で、予選ラウンドから決勝ラウンドを通して心に残るパフォーマンスを見せてくれた。
その大会を通し、日本の正セッターとしてチームの司令塔を務めたのは関菜々巳。試合の入りで苦しんでも、その劣勢の場面から見事な立て直しを見せて、チームを勝利に導く姿を見せてくれた。そんな関は、世界バレーのベストセッターランキングで堂々の1位に輝いている。
準決勝の女子トルコ代表戦、3位決定戦の女子ブラジル代表戦に敗戦し悔しさの涙を流した関だが、国際大会での試合数をこなし、確実に成長を遂げている。
なお、関はネーションズリーグ2025に引き続きトスの成功数で1位を獲得したことになる。
■世界バレー女子 ベストセッターランキングTOP10
1位:関菜々巳(日本)/成功数2312位:サラ・ファン・アーレン(オランダ)/成功数229
3位:ジャンス・オズバイ(トルコ)/成功数151
4位:ポーンプン・グーパート(タイ)/成功数150
5位:エヴァ・パブロビッチ・モリ(スロベニア)/成功数147
6位:アレッシア・オッロ(イタリア)/成功数143
7位:ジョーディン・ポールター(アメリカ)/成功数142
8位:ジャン・ズシャン(中国)/成功数137
9位:ロベルタ・ラツキ(ブラジル)/成功数132
10位:カタジナ・ヴェネルスカ(ポーランド)/成功数120