7日(日)に2025バレーボール女子世界選手権(世界バレー)のすべての日程が終了した。
女子日本代表は3位決定戦で女子ブラジル代表とフルセットの激闘を戦い、あと一歩のところで敗れ最終順位4位で大会を終えた。
15年ぶりのメダル獲得とはならなかったが、新たにフェルハト・アクバシュ監督を迎えた新体制1年目で、予選ラウンドから決勝ラウンドを通して心に残るパフォーマンスを見せてくれた。
大会を通して、日本の攻撃の中心としてプレーした石川真佑、佐藤淑乃、和田由紀子の3名のサイド陣が躍動し、ベストスコアラーランキングでトップ10にランクイン。アタック得点数に注目してみても、3選手が10位までにランキング入りしている。
大会を通して最初から最後までスタメン出場していた石川は、128得点をあげ全体の2位に入った。次いで、決定率に苦しむ場面もあったが、大会最後の試合となるブラジル代表との3位決定戦でアタックのみでチーム最多の29得点をマークした佐藤が92得点をあげて6位に。そして予選ラウンド2戦目のウクライナ代表戦の途中から出場し、そこからコンスタントに得点を重ねていった和田が90得点をマークして7位にランクインした。
今大会でそれぞれが頼もしい姿を見せてくれたサイド陣。今後もさらに成長するであろう選手たちにこれからも注目してきたい。
■世界バレー女子 ベストアタッカーランキングTOP10
1位:メリッサ・バルガス(トルコ)/134点2位:石川真佑(日本)/128点
3位:ガブリエラ・ギマラエス(ブラジル)/125点
4位:パオラ・エゴヌ(イタリア)/106点
5位:エレナ・カゾート(フランス)/96点
6位:佐藤淑乃(日本)/92点
7位:和田由紀子(日本)/90点
8位:イザベル・ハーク(スウェーデン)/85点
9位:イマン・ンジャイエ(フランス)、ジュリア・バーグマン(ブラジル)/79点
10位:マグダレナ・スティシャク(ポーランド)/76点