「Qoo10 presents WORLD CHALLENGE SERIES 2025」が7日(火)に行われ、日本王者のサントリーサンバーズ大阪は欧州王者のペルージャにセットカウント1-3で敗れた。
2024-25シーズンの大同生命SV.LEAGUE MEN王者として、欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝チームであるペルージャに挑んだサントリー。第1セットは出だしからリードを奪いセットを奪うことに成功するが、第2セット以降はペルージャに食らいつくもセットを奪われ、逆転負けを喫することとなった。
今シーズンからサントリーのキャプテンに就任した髙橋藍はフル出場。ペルージャに所属する石川祐希との日本代表対決でも観客を沸かせた。
髙橋は「今回の大会ができたことを非常にうれしく思いますし、すごく注目していただいた部分も自分にとっては非常にうれしいこと。結果としては負けましたけど、イタリアリーグのトップのチームの強さやそこに対して戦っていく意味が出せたと思います。ペルージャからもいろいろなことを学ばせていただけた試合でしたし、観ているお客さんにも楽しんでもらえたかなと思います。明日はさらにクオリティーの高いバレーボールをして、もっともっといい試合をしたい」と14,001人の観客が集まった試合を振り返った。
一方で、チームの完成度はサントリーとペルージャともにこれから上げていく段階。「自分の力を最大限出す部分は変わりないです。世界選手権が終わってから合流してまだ経ってないですし、チーム練習も少ししかやっていないのでチーム力的にはまだ出来上がっていない部分は多いですけど、本当に世界最高のチームが相手してくれていますし、本当にレベルの高いところで自分自身も成長できると思うので、出せる部分を出しながらチーム力をさらに上げていきたい」と、この大会の目的を話した。
この大会を経ての目標は「大同生命SVリーグを2連覇することと、世界一のチーム(を目指す)部分がサントリーサンバーズ大阪としてはあるので、ペルージャ相手に結果を出していくこともそうですし、日本のチームはしっかり戦えるという姿を見せて、その中で自信をつけて世界一を目標に頑張りたいなと思います」と貪欲に語った。
ペルージャ戦は8日(水)が最後。髙橋は「明日はしっかりと勝つ」としつつ、「こういった特別な機会を楽しんでレベルの高いバレーボールをしたい」と意気込んだ。
8日の試合も有明アリーナにて19時に試合開始予定だ。