大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが8日(水)、2026-27シーズンの加入内定選手2名が決定したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。
今回加入が発表されたのは、近藤蘭丸(21)と髙島優作(21)で、2名は来シーズンの加入内定及び、今シーズンの新規選手契約を締結している。
近藤は明治大学4年生のセッター。大学ではチームの司令塔でもあり、主将も務めている。中学時代にはJOCジュニアオリンピックカップに福岡県代表として出場、高校時代は東福岡高校の2年時に全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)で優勝を果たすなど、大舞台で多くの経験をしてきている選手だ。東京GBでは背番号32を着用する。
一方の髙島は日本大学4年生、身長189センチのオポジット。最高到達点350センチ超の高さとパワーが武器で、大学ではチームの大砲として活躍している。東京GBでは背番号39を着用する。
東京GBに加入内定することが決まった2名と、カスパー・ヴオリネン監督はそれぞれ以下のコメントを発表している。
■近藤蘭丸
「このたび、東京グレートベアーズへ入団することになりました、近藤蘭丸です。これまで支えてくださった方々への感謝を胸に、バレーボール選手としても、人としても成長できるよう努力してまいります。また、チームの勝利に貢献し、ファンのみなさんに熱いプレーを届けられるよう、一戦一戦全力で戦いたいと思います。応援よろしくお願いします」
■カスパー・ヴオリネン監督
「我々は近藤選手を長い間注視してきました。実際に話をした際、若いながらもゲームに対する深い理解を持っていることに気づきました。若手選手でこれほど成熟した考え方を持っているのは稀なことです。さらに、近藤選手はバレーボールを心から愛しており、プレー中に見せる情熱や笑顔は、クリエイティブでポジティブなエネルギーをチームにもたらしてくれます」
「グレートベアーズに加入することで、同じようにバレーボールを愛する仲間と情熱を分かち合い、大きなシナジーを生み出してくれると信じています。加えて、彼は非常に技術に優れたセッターであり、プレッシャーのかかる場面でも強さを発揮します。今後さらに努力を重ねることで、プロの舞台で大きな選手へと成長していく可能性をとても感じます。近藤選手をチームに迎えることを誇りに思います」
■髙島優作
「憧れていたSVリーグという舞台に立てることを大変嬉しく思います。ハイレベルなバレーボールを肌で感じ、成長していけるよう努力してまいります。今まで支えてくださった方々に感謝の気持ちを忘れずプレーし、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いいたします」
■カスパー・ヴオリネン監督
「優作選手は、圧倒的なフィジカルを誇るパワフルな選手です。当初は技術面に不安もありましたが、学習能力の高さや攻撃のバリエーションを素早く身につける姿を見て、私たちの期待は大きく膨らみました。決定的だったのは、ブラジル代表との練習試合での素晴らしいパフォーマンス、そして沖縄合宿での安定感のある力強いプレーです。日本人選手の中で、オポジットとしても力強いスパイカーが育ってきていることを非常に嬉しく思います。優作は勝負所でも果敢に力強いスイングを見せ、サーブでも躊躇なく勝負できる選手です。こうした姿勢に、今後のさらなる技術的な成長を確信しています。優作選手をグレートベアーズの一員として迎えられることを心から嬉しく思います」