大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第1節GAME2が12日(日)に行われ、東急ドレッセとどろきアリーナでにてNECレッドロケッツ川崎とSAGA久光スプリングスが対戦した。
世界最高峰リーグを目標に、昨シーズンより新たに誕生したSVリーグは2025-26シーズンで2年目を迎える。リーグのさらなるパワーアップを目指して各チーム、今シーズンはどんな熱い戦いを見せてくれるだろうか。
GAME1をストレートで勝利したホームのNEC川崎は、セッター(S)に中川つかさ、アウトサイドヒッター(OH)に佐藤淑乃とジョバンナ・ミラナ・ デイ、ミドルブロッカー(MB)には山田二千華と甲萌香、オポジット(OP)にシルビア・チネロ・ヌワカロール、リベロ(L)には大工園彩夏を起用。
対するSAGA久光はSに栄絵里香、OHに北窓絢音と中島咲愛、MBに平山詩嫣とハッタヤ・バムルンスック、OPにステファニー・サムディ、Lに西村弥菜美を起用した。
第1セット序盤、佐藤のサーブでブレイクしたNEC川崎がリードする展開となった。追いかけるSAGA久光は5-7の場面でのロングラリーを制し流れを掴むと、平山のサービスエースで10-10と同点に追いつき、さらに相手のミスで11-10と逆転に成功した。このままSAGA久光の流れになるかと思われたセットだったが、NEC川崎が終盤にかけて再びリードを奪い先に20点台へと乗せ、最後は相手のタッチネットで得点し第1セットを奪った。
第2セットはSAGA久光が8-6とリードを奪う入りとなり、2点のリードを保ったまま試合を進めていたものの、NEC川崎が12-12、13-12と2連続でブロックポイントを奪い逆転すると、その後は両チームで点を取り合う展開となった。終盤まで競り合ったこのセットだったが、サムディを中心に得点を重ねるSAGA久光を振り切り、NEC川崎がこのセットも連取した。
第3セット、勝利するにはこのセットを取るしかないSAGA久光は、NEC川崎にリズムを掴ませまいと二枚替えを利用しながら試合を進めた。NEC川崎が若干のリードを保ちセット中盤に入ると、終盤にかけて点差を広げ、20-17と先に20点台に乗せた。最後は廣田あいの得点で25点目を奪い、25-20でNEC川崎がこのセットを取り切り勝利した。
粘り強く得点を重ねたSAGA久光を振り切り、NEC川崎が2連勝する結果となった。そのNEC川崎は18日(土)に群馬グリーンウイングスと、SAGA久光は同じく18日(土)にクインシーズ刈谷との対戦を予定している。
■試合結果
NECレッドロケッツ川崎 3-0 SAGA久光スプリングス
第1セット 25-20
第2セット 25-22
第3セット 25-20