大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第1節の試合が10月24日(金)から26日(日)にかけて行われた。
世界最高峰のリーグを目標に、昨シーズンより装い新たに始まったSVリーグは2025-26シーズンで2年目を迎える。リーグのさらなるパワーアップに向け、各チームがどんな熱い戦いを見せるのかに注目が集まる。
昨季に続き、SVリーグ男子の開幕戦を飾ったのは大阪ブルテオンとサントリーサンバーズ大阪の大阪ダービー。GAME1では、フランス出身の長身セッターであるアントワーヌ・ブリザールが縦横無尽なトスを披露。そのブリザールを起点に得点を重ねたホームの大阪Bが、セットカウント3-1で勝利した。しかし、続くGAME2は徹底したブロック&ディフェンスで流れを掴んだサントリーに軍配が上がった。GAME2で活躍が光ったのはオポジット(OP)のドミトリー・ムセルスキー。試合を通して、ブロック6本とサービスエース1本を含む両チーム最多の30得点を獲得した。

ウルフドッグス名古屋は広島サンダーズをホームに迎えた。フルセットの激闘となったGAME1はアウェーの広島THが制した。広島THは昨季、チャンピオンシップのクォーターファイナルを含め、WD名古屋と8度対戦するも白星をあげられず。その雪辱をここで果たしてみせた。GAME2はOP宮浦健人とアウトサイドヒッター(OH)水町泰杜の早稲田大学コンビが躍動。ホームのWD名古屋がオフェンス面で優位に立ち、ストレート勝利を飾った。

VC長野トライデンツと日本製鉄堺ブレイザーズの対戦は、ホームのVC長野が両日共にセットカウント3-1で勝利を収めた。チームの中心となったのはOH工藤有史とOPマシュー・ニーブス。GAME1では2選手共に20得点を獲得した。一方、大型補強を行った日鉄堺BZはアメリカ出身のOHマシュー・アンダーソンが連日20得点を超える奮闘ぶりを見せるも、悔しい2連敗を喫した。

東レアローズ静岡は東京グレートベアーズとホームで激突。東レ静岡はGAME1、2セットダウンからフルセットに持ち込み、粘りを見せるも敗戦。続くGAME2ではセットカウント3-1で勝利し、リベンジを果たした。対する東京GBは2シーズンぶりに日本復帰を果たしたOPバルトシュ・クレクがチームをけん引。GAME1では28得点をあげ、POMを獲得した。

ヴォレアス北海道とジェイテクトSTINGS愛知の対戦は1勝1敗の引き分けに。GAME1はホームのヴォレアスがブロックポイントで勢い付き、セットカウント3-1で勝利。しかし、GAME2では敗戦の悔しさをバネにSTINGS愛知がストレート勝利を飾った。STINGS愛知のOHトリー・デファルコはGAME2で、アタック決定率61.0%と高い数値をマーク。試合を通して26得点を獲得し、チームを支えた。

次戦の第2節は11月1日(土)と3日(月)にかけてサントリー vs 東京GB、VC長野 vs WD名古屋、大阪B vs ヴォレアス、日鉄堺BZ vs 広島TH、STINGS愛知 vs 東レ静岡の全5カードが実施される。
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第1節 GAME1結果
大阪ブルテオン 3-1 サントリーサンバーズ大阪
(23-25、25-21、26-24、25-20)
ヴォレアス北海道 3-1 ジェイテクトSTINGS愛知
(25-23、18-25、27-25、25-21)
VC長野トライデンツ 3-1 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-22、25-18、21-25、25-23)
東レアローズ静岡 2-3 東京グレートベアーズ
(24-26、25-27、25-22、25-21、13-15)
ウルフドッグス名古屋 2-3 広島サンダーズ
(25-23、22-25、14-25、25-21、12-15)
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第1節 GAME2結果
大阪ブルテオン 1-3 サントリーサンバーズ大阪
(15-25、15-25、25-20、25-27)
ヴォレアス北海道 0-3 ジェイテクトSTINGS愛知
(19-25、22-25、22-25)
VC長野トライデンツ 3-1 日本製鉄堺ブレイザーズ
(25-18、25-22、23-25、25-20)
東レアローズ静岡 3-1 東京グレートベアーズ
(25-22、25-21、19-25、25-20)
ウルフドッグス名古屋 3-0 広島サンダーズ
(25-22、27-25、25-19)




