[写真]=Lega Pallavolo Femminile

 10月26日(日)と27日(月)にかけてセリエA女子の第5節が行われた。

 今シーズンのセリエA女子には、イタリアに渡って3年目、ノヴァーラで2シーズン目を迎えるアウトサイドヒッターの石川真佑と、イタリアでは2シーズン目、今季からブスト・アルシーツィオに加入したセッターの関菜々巳がいる。

 石川が所属するノヴァーラは今季負けなしの4連勝中。昨季セリエA女子を制し、ノヴァーラと同じく今季4連勝中の女王コネリアーノと対戦した。

 石川は第1、第2セットとスタートからコートに立ち、コネリアーノの強力な攻撃に対し守備で貢献する。しかしノヴァーラは相手ブロックを利用しようと試みるも上手くいかずに失点するなど、流れを掴み切れずに2セット連続で落とす。第3セットでは一時ノヴァーラがリードするも、試合中盤に起こったラリーを制したコネリアーノが勢いに乗りセットを制すとノヴァーラはストレート負けを喫し、今季初黒星で連勝は4でストップした。

 一方、第4節を終えて1勝3敗と負け越している、関が所属するブスト・アルシーツィオはヴァッレフォリアと対戦した。

 関はスタメン起用でコートに立ち、第1セット、第2セット共に中盤まで一進一退の攻防となるも要所でミドルを使いながらサイドを中心に配球。自身でも攻撃的にツーアタックを決めるなどの活躍を見せ、2セットを連取する。続く第3セットは相手の追い上げを許さず25-12と大差で制したブスト・アルシーツィオがストレートで勝利。今季2勝目を上げた。

 次の第6節では、10日30日(木)4:00(日本時間)から関が所属するブスト・アルシーツィオはスカンディッチと、石川が所属するノヴァーラは同日4:30からモンヴィーゾと対戦する。

■試合結果

・石川真佑(ノヴァーラ) vsコネリアーノ(●0-3) 先発出場4得点 ・関菜々巳(ブスト・アルシーツィオ) vsヴァッレフォリア(○3-0) 先発出場2得点