大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第4節の試合が11月1日(土)、2日(日)に行われた。
世界最高峰のリーグを目標に、昨シーズンより装い新たに始まったSVリーグは2025-26シーズンで2年目を迎える。リーグのさらなるパワーアップに向け、各チームがどんな熱い戦いを見せるのかに注目が集まる。
前節、群馬グリーンウイングスを相手に2連敗を喫したPFUブルーキャッツ石川かほくは、デンソーエアリービーズとホームで対戦。GAME1は第2セットで30点を超える激戦が繰り広げられた。この第2セットを制したPFUは勢いそのままに以降のセットを連取し、GAME1に勝利した。GAME2では互いにセットを取り合い、フルセットにもつれ込んだ。最終セットも互いに譲らない展開となったが、最後はデンソーが取り切り、このカードは1勝1敗となった。

ここまで6戦全敗中の岡山シーガルズは、大阪マーヴェラスをホームに迎えた。GAME1では第3セットこそ接戦の末に制した岡山だが、第1、第4セットでは20点台にも乗せることができず。セットカウント1-3で敗戦した。続くGAME2でも苦戦を強いられ、ストレート負けを喫した岡山。今シーズン初勝利は次節以降に持ち越しとなった。

前節を終えた時点で6連勝と勢いに乗るKUROBEアクアフェアリーズは、群馬とのホームゲームに挑んだ。GAME1はアウェーの群馬がストレート勝利し、KUROBEに今シーズン初の黒星をつけた。GAME2は両者譲らず、フルセットの熱戦に。勝負の第5セット、序盤は群馬にリードを許したKUROBEだが、終盤に追い上げを見せ、フルセット勝利。今節を1勝1敗の痛み分けとした。

前節で試合のなかったAstemoリヴァーレ茨城は、ここまで6連勝中のNECレッドロケッツ川崎と対戦した。ホームのAstemoは声援を力に変え、奮闘するも力及ばず。GAME1はストレートで、GAME2はセットカウント3-1でNEC川崎が勝利を収めた。この結果を受け、NEC川崎は連勝記録を8に伸ばし、リーグ内唯一の無敗チームとなった。

その他、クインシーズ刈谷はアランマーレ山形とのホーム戦で連日ストレート勝利。SAGA久光スプリングスはヴィクトリーナ姫路に2連勝を収めた。また、埼玉上尾メディックスも東レアローズ滋賀とのアウェー戦で両日共に白星を飾った。
次戦の第5節は、11月8日(土)と9日(日)にデンソー vs NEC川崎、群馬 vs SAGA久光、PFU vs 東レ滋賀、刈谷 vs Astemo、A山形 vs 岡山、大阪MV vs KUROBE、埼玉上尾 vs 姫路の全7カードが実施される。
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第4節 GAME1結果
PFUブルーキャッツ石川かほく 3-1 デンソーエアリービーズ
(28-30、36-34、25-23、25-21)
クインシーズ刈谷 3-0 アランマーレ山形
(25-19、25-18、25-22)
岡山シーガルズ 1-3 大阪マーヴェラス
(15-25、20-25、25-23、14-25)
Astemoリヴァーレ茨城 0-3 NECレッドロケッツ川崎
(22-25、13-25、19-25)
KUROBEアクアフェアリーズ 0-3 群馬グリーンウイングス
(18-25、20-25、22-25)
ヴィクトリーナ姫路 0-3 SAGA久光スプリングス
(20-25、21-25、17-25)
東レアローズ滋賀 1-3 埼玉上尾メディックス
(25-23、17-25、20-25、19-25)
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第4節 GAME2結果
PFUブルーキャッツ石川かほく 2-3 デンソーエアリービーズ
(25-20、22-25、20-25、25-20、13-15)
クインシーズ刈谷 3-0 アランマーレ山形
(25-20、25-23、29-27)
岡山シーガルズ 0-3 大阪マーヴェラス
(19-25、18-25、17-25)
Astemoリヴァーレ茨城 1-3 NECレッドロケッツ川崎
(21-25、25-18、20-25、16-25)
KUROBEアクアフェアリーズ 3-2 群馬グリーンウイングス
(25-18、24-26、30-28、19-25、15-13)
ヴィクトリーナ姫路 2-3 SAGA久光スプリングス
(25-23、16-25、20-25、25-22、13-15)
東レアローズ滋賀 0-3 埼玉上尾メディックス
(22-25、22-25、18-25)




