16日(火)に男子世界クラブ選手権2025の予選ラウンド第1節が行われ、石川祐希が所属するペルージャ(イタリア)はスウェリー(リビア)と対戦した。
2024-25シーズンの欧州チャンピオンズリーグを制し欧州王者として世界クラブ選手権に出場しているペルージャ。予選ラウンドでは南米王者で前回大会王者のクルゼイロ(ブラジル)、アジア準優勝クラブの大阪ブルテオン(日本)、アフリカ王者のスウェリー(リビア)と同じプールBに入った。
予選ラウンド突破に向けて重要な初戦、ペルージャのアンジェロ・ロレンツェッティ監督は石川をベンチスタートに。アウトサイドヒッターにはカミル・セメニウクとオレフ・プロトニツキ、オポジットにワシム・ベンタラ、セッターにシモーネ・ジャネッリ、ミドルブロッカーにアグスティン・ロセルとセバスティアン・ソレ、リベロにはマッシモ・コラチを起用し、主力選手たちをスタメンに並べた。
その第1セット、序盤からペルージャが相手を圧倒する。スタートから5連続ポイントを奪うと、その後もブレイクを量産。相手を寄せ付けることなく圧倒して25-10でセットを先取する。
第2セットもプロトニツキの連続サービスエースなどで点差を離していくペルージャは、17-11としたところでアウトサイドヒッター陣を石川とドノヴァン・ジャヴォロノクに替える。石川は24-14の場面で初めてアタックを放つと、一度は相手に返されるも2本目のトスを打ち切り、第2セットのセットポイントを奪った。
石川とジャヴォロノクを継続して起用した第3セット、ペルージャはセッターもブライアン・アルギラゴスに替えるが、これまでのセットよりサーブで相手を崩せなくなり少し点差を詰められる。それでも追いつかれることはなく25-18でセットを取り切り、難なくストレート勝ちを収めた。石川は試合を通して4得点をマークした。
一度も相手を寄せ付けることなく試合時間1時間14分の完勝で予選ラウンド初戦を白星で飾ったペルージャ。第2節では17日(水)25時半より大阪Bと対戦する。
■試合結果
ペルージャ(イタリア) 3-0 スウェリー(リビア)
第1セット 25-10
第2セット 25-14
第3セット 25-18




