18日(木)、「FIVB 男子バレーボール 世界クラブ選手権 2025」の予選ラウンドが行われ、日本の大阪ブルテオンと石川祐希擁するイタリアのペルージャが対戦した。
12月16日(火)から21日(日)にかけてブラジルのベレンで開催される2025男子世界クラブ選手権大会。5大陸の各王者のほか、開催国王者と主催者推薦のワイルドカード2チームを加えた計8チームが出場し、クラブ世界一をかけて戦いに臨んでいる。
注目の一戦となったこの試合。拮抗した戦いとなった第1セットを大阪Bが取り切るも、第2セットは終始ペルージャの流れとなり25-16と大差でセットを奪い返す。その後も互いに譲らない展開が続き、第3セットはペルージャが、第4セットは大阪Bが奪い、勝負の行方は最終第5セットへと持ち込まれた。その最終セット、先にマッチポイントを握ったのはペルージャだったが、大阪Bも粘りを見せ試合はデュースの展開に。15点マッチのセットで20点を超える白熱した戦いとなったが、最後はペルージャが取り切りフルセットの末勝利した。
その試合を振り返り、スターティングメンバーとしてコートに立っていたミドルブロッカーのアグスティン・ロセルは「タフな試合だったけど、とても楽しかった」とコメント。また、「彼らは非常に安定していて、素晴らしい守備力を持っていて、それが彼らのゲームを支えている」と大阪Bの粘り強いディフェンスについても言及した。
さらに、「今日はブロックとディフェンスがうまく機能する必要があることは分かっていた。イタリアでは見られないようなプレースタイルを持つチームと対戦することは、私たちの成長にとって非常に重要だと考えている。グループ首位通過を目指していて、この勝利がその実現を可能にしてくれた」とコメントし、この勝利がチームにとって大きな一勝であったことを語った。
なお予選ラウンド最終戦となる次戦、ペルージャは12月18日(木)22:00よりブラジルのクルゼイロと、大阪Bは同日の25:30よりリビアのスウェリーとの対戦を予定している。




