[写真]=Volleyball World

 18日(木)に男子世界クラブ選手権2025の予選ラウンド第3節が行われ、石川祐希が所属するペルージャ(イタリア)はクルゼイロ(ブラジル)と対戦した。

 2024-25シーズンの欧州チャンピオンズリーグを制し欧州王者として世界クラブ選手権に出場しているペルージャ。予選ラウンドでは南米王者で前回大会王者のクルゼイロ、アジア準優勝クラブの大阪ブルテオン(日本)、アフリカ王者のスウェリー(リビア)と同じプールBに入った。

 初戦のスウェリー戦を圧勝で制したペルージャは第2節の大阪B戦でフルセットまで持ち込まれるも2連勝。この試合で2セットを取れば決勝ラウンド進出が決まる。

 その試合でペルージャはアウトサイドヒッターにカミル・セメニウクとオレフ・プロトニツキ、オポジットにワシム・ベンタラ、セッターにシモーネ・ジャネッリ、ミドルブロッカーにアグスティン・ロセルとセバスティアン・ソレ、リベロにはマッシモ・コラチを起用し、3試合連続で同じメンバーをスタートで並べた。石川は3試合連続のベンチスタートとなった。

 試合は、第1セットから第3セットを通して中盤までクルゼイロが粘るものの後半にかけてペルージャが逆転する展開が続き、ペルージャのストレート勝利に。ペルージャのプール首位通過が決まるとともに、第3節のスウェリー戦を残している大阪Bのプール2位通過も決まった。なお、石川は大阪B戦に続き2試合連続の出場なしに終わった。

 プールBを首位で通過したペルージャは、21日(日)に行われる準決勝でプールAの2位チームと対戦する。

■試合結果
ペルージャ(イタリア) 3-0 クルゼイロ(ブラジル)
第1セット 25-19
第2セット 25-23
第3セット 25-21