[写真]=Lega Pallavolo

 27日(土)にセリエA男子の第13節が行われ、日本代表のアウトサイドヒッター(OH)石川祐希擁するペルージャと、同じく日本代表のOH垂水優芽擁するチステルナが対戦した。

 ここまで10勝2敗のペルージャは、優勝を果たした「FIVB 男子バレーボール 世界クラブ選手権 2025」後、初のリーグ戦を迎えた。一方のチステルナはここまで3勝9敗と苦戦を強いられている。

 石川は左ヒザの痛みによりセリエAでの出場機会が少なくなっていたが、本試合で久々の先発出場を果たした。第1セットはペルージャが一歩前に出るも、拮抗した入りに。中盤、6連続得点で一気に抜け出したペルージャは終盤にかけてもその差を広げていき、25-14の大差で第1セットを取る。

 続く第2セットも序盤は一進一退の攻防となった。しかし、このセットも中盤にペルージャが18-14とリード。終盤も、その差をキープしたペルージャが第2セットを取り切る。

 第3セットは序盤からペルージャが先行する入りとなる。一時、11-11の同点に追いつかれながらも中盤にかけて再び相手を突き放したペルージャ。25-20で第3セットを取り、ストレート勝利を飾った。

 石川は試合を通してチーム2位タイの11得点をあげた。なお、垂水の出場機会はなかったため、日本人対決は叶わなかった。

 次戦の第14節、ペルージャは2026年1月5日(月)0:00より、日本代表のOH大塚達宣擁するミラノとホームで対戦する。一方のチステルナは同日の2:00よりグロッタッツォリーナとアウェーで戦う。なお、ペルージャは第14節の前にコッパイタリアの準々決勝が控えており、2025年12月31日(水)4:30からチヴィタノーヴァと対戦する。

■試合結果
ペルージャ 3-0 チステルナ
第1セット 25-14
第2セット 25-20
第3セット 25-20