[写真]=Lega Pallavolo Femminile

 6日、イタリアのセリエA女子が開幕を迎えた。

今シーズンのセリエA女子には、日本代表で活躍するノヴァーラのアウトサイドヒッター(OH)石川真佑、コネリアーノにセッター(S)の関菜々巳、ミラノにリベロ(L)の福留慧美が所属している。

 開幕戦で、ノヴァーラの石川はキエリ戦に先発出場。フルセットにまでもつれ込んだ激戦で両チーム最多タイの22得点をたたき出したが、チームは惜しくも敗れ黒星スタートとなった。

 関が所属するコネリアーノはブストアルシツィオと対戦。1、2セットは出場機会がなかったものの、3セット目中盤でリリーフサーバーとして出場すると、得意の変化のあるサーブで相手の守備を崩し、ブレイクの立役者となる。関のサーブで4連続ポイントを得たコネリアーノは勢いそのままにストレートで勝利した。

 ミラノの福留は先発で出場。途中交代する場面もあったが、ほとんどのセットに出場した。そもそもサーブで狙われることは少ないが、それでも自身にボールが来た際は安定のサーブレシーブを見せると、素晴らしい位置取りで強烈なスパイクを拾うなどして、勝利に貢献した。

 次の第2節では、13日(日)3:30(日本時間)からミラノvsローマ、同日23:30からノヴァーラvsピネローロ、14日(月)0:00からコネリアーノvsタルマッソンスが対戦する。

 開幕したばかりのセリエA女子。今後の日本人3選手の活躍に期待して見ていきたい。

・石川真佑(ノヴァーラ)
 vsキエリ(●2-3)
 先発出場で最多タイの22得点をマーク

・関菜々巳 (コネリアーノ)
 vsブストアルシツィオ(〇3-0)
 リリーフサーバーで出場!相手の守備を乱し4連続ポイントを生み出す

・福留慧美(ミラノ)
 vsピネローロ(〇3-1)
 守備の要として先発出場