[写真]=Volleyball World

2026年度のバレーボール男子日本代表37人が発表された。ネーションズリーグ・アジア選手権・アジア競技大会など国際大会が控えるなか、各ポジションのメンバー争いにも注目が集まる。

本記事では選出された37人の予想序列をポジション別にまとめた。独自の予想ではあるものの、現時点の日本代表メンバーの序列を確認してほしい。

アウトサイドヒッター

[写真]=Getty Images
  • S:石川祐希、髙橋藍
  • A:大塚達宣、富田将馬、甲斐優斗
  • B:デ アルマス アライン、新井雄大、後藤陸翔、工藤有史、川野琢磨、一ノ瀬漣

アウトサイドヒッターでは、石川祐希と髙橋藍が中心となるのは間違いないだろう。石川と髙橋は攻撃だけでなく、サーブレシーブでもチームの要となる。経験・実績ともにSランクだ。

Aランクには、海外で活躍する大塚達宣、守備に定評のある富田将馬、高打点からのスパイクとサーブが魅力の甲斐優斗が入る。パリオリンピックでは石川が不調のなか、代わって入った大塚が活躍した試合があった。昨年のネーションズリーグでは、石川と髙橋が合流するまで、富田と甲斐がチームを引っ張った。Aランク3人は、スタメンでもおかしくない選手だ。

Bランクには、日本代表Bチームとして国際大会経験のある工藤と新井、オールラウンダーの後藤、大型で現役大学生の川野、初選出のアラインと一ノ瀬だ。Bランクの中では、大学生の川野と高校生の一ノ瀬に期待したい。代表合宿と国際大会の経験を積んでいけば、髙橋や石川にも負けない選手になるポテンシャルを秘めている。

セッター

[写真]=Volleyball World
  • S:関田誠大
  • A:永露元稀、深津英臣
  • B:下川諒、河東祐大

セッターは関田が筆頭だ。どこからでもトスをスパイカーに供給できる正確性、相手ブロッカーを見ながらトスを配分するゲームメイクは唯一無二の存在だ。昨年はケガで離脱していたが、長年日本の正セッターとして活躍してきた。

Aランクには永露と深津。永露は高い位置でのセットアップ、ブロックの高さが魅力だ。関田とは異なる特徴で、高さを求められる場面で強みを出せる。深津はベテランかつ代表歴もあり、試合を落ち着かせたりチームの雰囲気をよくする役割を期待できる。

Bランクの下川と河東は、代表での経験をどこまで積み上げられるかがポイントになる。下川は日本代表Bチームとして、海外勢との対戦経験がある。河東は初選出のため、所属クラブでの経験を代表にどう結びつけるかが、序列浮上の条件になりそうだ。

ミドルブロッカー

[写真]=須田康暉
  • S:小野寺太志、髙橋健太郎、エバデダン ラリー、山内晶大
  • A:佐藤駿一郎、西本圭吾、村山豪
  • B:麻野堅斗、三輪大将、西川馨太郎、伊藤吏玖

ミドルブロッカーは競争の激しいポジションだ。小野寺・髙橋・山内は、現代表でも不動のミドルと言えるだろう。そこに去年はA代表でも活躍したラリーが食い込む形となる。

Aランクの佐藤・西本・村山もA代表として国際大会の経験がある。佐藤は205cmの高さ、西本は気迫あふれる強気なプレー、村山の攻撃の幅とスピードは他の選手にはない魅力だ。

Bランクの麻野・三輪・西川・伊藤は、代表合宿や国際大会の経験を積んで成長することを期待したい。各選手クラブでは主力として活躍しており、実力は間違いない。中でも、選出されたミドルで唯一左利きである麻野に注目したい。

オポジット

[写真]=Getty Images
  • S:西田有志、宮浦健人
  • A:西山大翔、高橋慶帆
  • B:山田大貴

オポジットは西田と宮浦がSランク筆頭だ。パリオリンピックでは西田が、2025年のネーションズリーグでは宮浦が中心となって日本代表を牽引した。各クラブでも得点を量産しており、今季も中心となるのは間違いないだろう。

Aランクは西山と高橋だ。西山は西田が代表を辞退している際に、A代表として活躍した。高橋はB代表として国際大会を経験、またパリ・バレーでしのぎを削っている。常に世界を相手に戦っている経験が、日本代表に還元されるのを期待したい。

リベロ

[写真]=須田康暉
  • S:山本智大、小川智大
  • A:備一真、高橋和幸
  • B:武田大周

リベロは山本と小川がSランク。山本は守備範囲の広いディグ、小川はサーブレシーブの安定感が持ち味だ。とはいえ「世界最強のリベロが日本に2人いる」と評価されるほど、2人の技術は卓越している。リベロ枠が1人の場合は選ぶのが困難だが、2人の場合は山本と小川が不動と言えるだろう。

Aランクは備と高橋だ。備は粘り強いディフェンスで、流れを変えられるタイプ。今季はポーランドリーグでプレーしており、海外経験も武器となる。高橋はB代表として国際大会を経験している。味方への声がけで、ディフェンスをまとめるリーダーシップが魅力だ。

Bランクの武田大周は初選出の選手。所属クラブでは主軸として活躍しており、今後の代表合宿や国際大会を経験して、アピールできるかがポイントだ。

各ポジションのメンバー争いが激化

主力候補がいるものの、どの選手が選ばれてもおかしくないほど、今の日本代表は選手層が厚い。大会ごとに登録メンバーが変わる可能性がある。結果はもちろん、各ポジションでどの選手が選出されるかにも注目だ。

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この記事を書いたのは

重村暁希

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