川野琢磨

 22日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東京グレートベアーズが、強化育成選手として川野琢磨(18)が入団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 川野は身長197センチでポジションはアウトサイドヒッター兼オポジット。2023年と2024年の全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)とインターハイの2連覇を達成している、今高校バレーの先頭を切って走る駿台学園高校に在学中の3年生だ。個人としても2024年のインターハイでベスト6のメンバーに選ばれるなどの活躍を見せている。

 今回、川野が適用された強化育成選手とは、高校生と大学生を対象にトップアスリートとしての成長を促すことを目的とする、東京GB独自の制度で、練習への参加、公式戦への帯同や出場、そして専門的なコーチングやマネジメントの提供を行うものとしている。

 なお、チームへの合流は春高バレー2025の終了後を予定しており、高校卒業後は早稲田大学へ進学予定となっている。

 川野はクラブを通して、「このたび、東京グレートベアーズへ入団することとなりました。東京グレートベアーズは、速いコンビから繰り出される攻撃と、巧みなディフェンスで会場を沸かせ、観客を楽しませるバレーボールをしているチームだと感じています。このような環境でプレーできることに感謝し、フレッシュなプレーを見せていけるよう、精一杯頑張ります。応援よろしくお願いいたします」とコメントを発表している。

 東京GBでさらに実力を伸ばし、若い川野がSVリーグのコートに立って観客を沸かすその日が楽しみだ。