30日、V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の富士通カワサキレッドスピリッツが、青山学院大学の渡邉優人、駒澤大学の三浦一真、近畿大学の北村宏樹、岐阜協立大学の川俣一真、明治大学の岡本知也の計5名が加入することをクラブ公式SNSで発表した。背番号はそれぞれ、6、9、10、16、17を着用する。

 渡邉はミドルブロッカー(MB)で、向上高校出身。高校卒業後は青山学院大学へ入学した。2022年度の秋季関東大学男子2部リーグではチームは準優勝、自身はスパイク賞を獲得した。

 三浦も同じくMBで、東亜学園高校を卒業後は駒澤大学へ入学した。また、大学在学中に埼玉アザレアへ入団し、大学リーグとVリーグの両方での活躍を見せた。今夏に同チームの退団が発表されており、今回富士通への入団が決まった。

 北村は、佐渡高校出身のアウトサイドヒッター(OH)で、2年時にはキャプテンとして42年ぶりの全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)出場に貢献した。高校卒業後は近畿大学に入学し、小柄ながらも跳躍力を活かしたプレーでチームをけん引。現在行われている全日本インカレでもベスト4の結果を残した。

 川俣は正智深谷高校出身のリベロ(L)。卒業後は岐阜協立大学へ進むと、同じく現在行われている全日本インカレでは、1回戦で駒澤大学をフルセットの末破り、ベスト16という結果を残した。

 岡本は五所川原工業高校出身のOH。明治大学へ入学すると、183センチと決して高くはない身長ながらも強気のプレーでチームを引っ張った。キャプテンとして戦った今年度は、東日本インカレを準優勝、秋季関東大学男子1部リーグを2位で終えるなど、好成績を残していた。

 なお、5名は12月より順次チームに帯同していくとのことだ。