[写真]=Lega Pallavolo

 セリエA第10節が日本時間の25日に行われ、石川祐希が所属するペルージャはモンツァと対戦し、3ー1(25ー27、25ー15、25ー17、25ー20)で勝利した。ペルージャは開幕10連勝とし、連勝記録を伸ばしている。

 前節と同じくベンチからのスタートとなった石川。1セット目は終盤まで拮抗した試合展開で進む。両者粘りを見せた長いラリーをモンツァが制し、21-21となった場面でオポジットのワシム・ベンタラと交代する形で石川がコートイン。スパイクを放つも相手に拾われ得点には繋がらず、22-22となったところで再びベンタラと交代でコートに下がる。その後でデュースにもつれるが、セットポイントを握りブロックを炸裂させたモンツァが25-27で1セット目を先取する。

 1セット目を失ったペルージャだったが、2セット目、3セット目はモンツァに思うような攻撃をさせず、終始リードしたペルージャが大差で連取した。続く4セット目、序盤から点の取り合いで点差がつかずに進むが、レセプションを乱され、モンツァにブレイクを許し2点リードをされた6-8の場面で石川がカミル・セメニウクと交代でコートイン。石川はレシーブの後自らバックアタックを決めるなどして確実に得点を決めていく。また良い位置で相手のスパイクをレシーブし攻撃に繋げる活躍を見せる。中盤、5連続ポイントを挙げるなどして確実に得点を重ねていったペルージャがリード。モンツァも負けじと終盤4連続ポイントで追い上げるが、22-20の場面から石川のサーブターンで2連続ポイントを挙げマッチポイントを握り、最後は石川の強烈なサーブがエンドラインぎりぎりのインでノータッチエースをとり、25-20でペルージャが勝利を飾った。

 1セット目と4セット目に途中出場した石川。1セット目は得点を挙げられずすぐに交代となったが、4セット目では序盤から出場し、最後の勝利のポイントとなるサービスエースを含む7得点をあげた。

 次戦、ペルージャは8日(日)23:30よりにピアチェンツァと対戦する。また第11節の前の5日(木)0:00にはチャンピオンズリーグでトルコのハルクバングとの試合が控えている。

■試合結果

 ペルージャ 3ー1 モンツァ

第1セット 25ー27
第2セット 25ー15
第3セット 25ー17
第4セット 25ー20