9日に行われたネーションズリーグ2025女子の予選3週目となる日本ラウンドで、バレーボール女子日本代表は女子フランス代表にストレートで勝利。セッターの関菜々巳がU-NEXTのフラッシュインタビューに答えた。
第1セット序盤は硬さも見られ、まさかの5連続失点というスタートを切った女子日本代表。それでも徐々に自分たちのリズムを取り戻すと、逆転で第1セットを先取。勢いそのまま、その後もセットを落とすことなくストレートで勝利した。
スタートの失点について関は、「すぐに立て直せたことは良かった」とし、「とにかくアタッカーに気持ち良く打ってもらうというところを意識しました。また、序盤にミドルを使うと終盤にかけてミドルに厚くマークが来る、とミーティングであったので、序盤でミドルを使おうという意識をもってやりました」と立て直すために意識した点を明かした。
試合の鍵となったミドルのトスへの意識について問われると、「1本シャットはされたんですが、その後からバックローを使ったり、マークが離れたらその時にミドルを使うという点は上手くできたかなと思います」と自身のトスワークについて振り返った。
千葉ラウンドの初戦を制し、7勝目を手にした女子日本代表。ファイナルラウンド進出に向けて関は、「監督も、日本ラウンドの練習が始まる前に最初の2戦を確実に勝利して、ファイナルラウンドへのチケットをもって後半の2戦に挑めるようにしようと話していたので、もう1勝、明日の韓国戦もしっかり集中してやっていきたいなと思います」と7月10日(木)19:20から行われる女子韓国代表戦に向けて意気込んだ。
そして最後に「新体制になってから初めて日本のファンの皆さんの前に立てて、たくさんの声援で背中を押されてプレーすることができました」と、日本のファンの前でプレーできる喜びを語った。