25日(金)、大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の岡山シーガルズが2025年3月期の決算報告を公表した。
岡山は今回の公表にあたって、①市民クラブとしての使命感、②SVリーグ所属クラブとして先駆的取り組み、③SVライセンス基準の達成に向けた覚悟、の3つを目的として挙げ、クラブの信頼性と説明責任を果たすことで地域との共創をより一層深める意志を示した。
今回の発表で、昨年度の岡山の決算は85,983,000円の赤字であったことが明らかになった。その原因として、試合数の増加に伴い興行運営費や遠征費が増加したものの、広告・協賛収入や入場料収入は伸び悩み、試合数が増えたことに伴う売上機会の増加を売上増に結び付けられなかったことを挙げた。
また、今シーズンからの目標として①入場者数を200%増加させること、②チケット価格・席割の見直しなどのマーケティング施策(2025年7月まで実施済み)、③ホームページのリニューアルや装飾の強化などの今後予定しているマーケティング施策、④パートナー営業の強化、⑤会場の雰囲気づくり強化と競技成績の向上の5点を示し、SVライセンスの発行の指標である売上6億円(賞金や配分金を除く)を、2026-27シーズンまでに目指すとした。