1日のWD名古屋戦でチーム最多の19得点を挙げた甲斐
ⓒOSAKA BLUTEON

 1日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第2節GAME2が各地で開催され、昨シーズン王者・大阪ブルテオンはホームのAsueアリーナ大阪にウルフドックス名古屋を迎え、セットカウント3-1で勝利。4試合を終えて3勝1敗とした。

 前日、31日には2セットを先取しながら大逆転負けを喫し、何としても連敗を避けたい大阪Bだったが、この日も1セット目で競り負け、前日から4セット連続で落としてしまう。それでも、2セット目の苦しい時間帯を乗り切ると、14-14からギアを上げて19-15とし、一気に流れを掴む。「ここぞ」の場面で西田有志がバックアタックを決め、アントワーヌ・ブリザールが巧みな2アタック。富田将馬もサービスエースを決めるなど存在感を示した。

 勢いに乗った大阪Bは25-20で2セット目を取ると、3セット目は25-13、4セット目は25-16と前日の借りを返す見事な逆転勝利を収めた。

 この日、大阪Bを勝利に導いたのはアウトサイドヒッターの甲斐優斗だ。スパイクの得点は西田の13得点を上回る14得点。サーブ、ブロックを含めた総得点も西田を上回りチーム最多の19得点を挙げた。

 試合後、甲斐は「チーム最多得点というのは素直に嬉しく思います」と笑顔。コンディションの良さについて問うと、「これからまだまだ上がっていくはず」と自信を見せた一方で現在の課題についても言及している。

 「リーグ戦での2試合連続スタメンというのは自分自身あまり経験したことがないので、これからその感覚に慣れていかなければいけません。体力的にももっと頑張って、より長い時間コートに立てるようにやっていきたいと思っています」

 リーグ2連覇を目指す大阪Bにとって、甲斐がシーズンを通して活躍できるかどうかは一つの大きなポイントになる。再来年のロサンゼルス・オリンピックを目指す甲斐自身にとっても当然、「活躍し続けること」は極めて重要になる。その成長曲線をどう思い描いているのか、甲斐は前を見据えてこう明かした。

 「練習からいろいろなプレーにトライしていて、試合でそのプレーをうまく出せれば自信になるし、自分のモチベーションにもなる。まずは自分ができるプレーを増やしていくこと。それができれば自ずとチーム力も上がっていく。シーズン終盤に向けて、自分のできることを増やして、いい感覚を掴めるように継続してやっていきます」

 日々の練習や試合でコツコツと積み上げていくこと。1日1日の努力こそが、未来を切り開く最良の手段になる。甲斐はそのことを理解し、これからも一歩一歩、歩みを進めていく。