18日、SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)のSAGA久光スプリングスが観戦時の応援マナーについてクラブ公式サイトで呼びかけを行った。
老若男女、子供たちすべての人がスポーツの醍醐味、真剣勝負のぶつかり合いを楽しめるよう、主に「応援スタイルについて」、「ご声援について」、「禁止行為」の3項目について伝えている。。
「応援スタイルについて」は形式は自由だが、他者への迷惑になったり、不愉快な思いをさせたり、とくに小さな子どもたちが怖い思いをするようなことがないようにと協力を呼びかけている。
「声援について」は、観客者全員が気持ちよくバレーボールの試合を楽しむためにも、選手のプレーにマイナスの影響が出る声援、他者が不快に思う声量での言葉、選手やチーム・スタッフ・審判等に対する「声援とは異なる厳しい発言」は控えるなどの内容が記されている。
また、「禁止行為」には、誹謗中傷、過度な野次、侮辱する言葉、観戦マナーに反する迷惑行為が挙げられ、それらの行為は応援とは捉えず、禁止と明記している。
その上で、SAGA久光は「バレーボールは、スポーツは、味方の選手・チームがいて、相手の選手・チームがいて、それぞれのファンの方々に応援いただいて、多くのパートナーのみなさまに支えられて、それがエンターテイメントとして感動と「明日のチカラ」を生み出すものと考えています」とし、「相手チームへのリスペクトの精神をもとに、長く応援いただいている方にも、初めてバレーボールを観戦に来られる方にも、老若男女、子どもたちみなさまに、スポーツの醍醐味、真剣勝負のぶつかり合いを楽しんでいただけるよう、バレーボール界全体が盛り上がることを考えながら努力してまいります」と伝えている。
白熱した試合展開が多くみられるSVリーグだが、すべての人がバレーボールを楽しむために、一人ひとりの協力が欠かせない。ルールやマナーに沿った応援を心がけることでより良いリーグ環境が築かれていくだろう。