女子バレーボール日本代表は9日(水)、ネーションズリーグ2025女子の予選ラウンドで女子フランス代表と対戦し、セットカウント3-0(25-23、25-16、25-19)でストレート勝利を収めた。
日本ラウンド初戦を快勝で飾った日本。今大会全試合にスタメン出場しているセッターの関菜々巳が試合後の取材に応じ、試合を振り返った。
第1セット、0-5のビハインドと思わぬスタートを切った日本。関も「入りは自分たちの失点がすごく多かったので反省するところはあるんですけど、そこからすぐ慌てず立て直せたことは良かった」と振り返った。
また、試合を通してアウトサイドヒッターの佐藤淑乃が19得点と得点が集中する形になったが、「特に淑乃に集めようという気持ちも特になかったですけど、ゆっこ(和田由紀子)があまり決まってないというか、相手がゆっこの方に厚く来ていたので、レフトの本数が増えたかなと思います」と、相手のディフェンスに対応した結果だったようだ。
そして、関は千葉県出身。千葉での代表戦は初めてだと言い、「毎日誰かしら知り合いが来てくれるのですごく嬉しいです」と喜んだ。そのファンの前で勝利を掴んだことについても「素直にうれしいです。日本のファンの皆さんの前でプレーすることもあまりないですし、特に地元でできること、今までお世話になった方々にその姿を見せられることは、一つの恩返しでもあると思うので、すごくうれしいです」
一方で、今日のプレーについては「自分自身のプレーだけを見たらあまり納得いくものではない」と気を引き締める。「その中でも勝てた事実が大事かなと思うので、切り替えて明日も頑張っていきたいです」と残りのラウンドに向けて気合を入れた。
日本は次戦、10日(木)19:20より女子韓国代表と対戦する。