14日にバレーボールネーションズリーグ(VNL)2025女子の予選ラウンドのすべての試合が終了し、女子日本代表は3位通過で決勝ラウンドに進出することが確定した。
今大会、ほとんどの試合でスタメン出場を果たした関菜々巳。予選ラウンドを9勝3敗という好成績を収めた女子日本代表の攻撃陣を操ったセッターだ。
昨年大会では今大会に比べて出場機会が少なく、コートの外から見守ることも多かった関だが、昨シーズンに自身初の海外挑戦を果たし一皮むけて代表チームに合流。試合後のインタビューでも昨シーズンでのセリエAの強豪コネリアーノでの経験が代表戦に活きていると話していた。
劣勢になった場面でも慌てない。ベンチのスタッフやチームメイトとコミュニケーションを取りながら冷静に立て直して攻撃陣にトスを振る姿を、この予選ラウンドでは何度も見せた関。現時点ではベストセッター4位にランクインしている。
決勝ラウンドではさらに厳しい戦いが待っているが、関のトスワークに注目だ。
■VNL女子ベストセッターランキングTOP10(予選ラウンド終了時点)
1位:ジャン・ズシャン(中国)/成功数373
2位:ファン・アーレン(オランダ)/成功数352
3位:カテリナ・バルコワ(チェコ)/成功数324
4位:関菜々巳(日本)/成功数317
5位:ポーンプン・グーパート(タイ) /成功数311
6位:キム・デイン(韓国)/成功数277
7位:サラ・シュトラウベ(ドイツ)/成功数260
8位:エリーゼ・ファン・サス(ベルギー)/成功数244
9位:マクリス・カルネイロ(ブラジル)/成功数229
10位:カタジナ・ヴェネルスカ(ポーランド)/成功数222