[写真]=山田高央

 2025-26 大同生命SVリーグ男子もいよいよファイナルを迎える。SVリーグ2代目王者の座を懸けてシーズン最後のバトルに興じるのは、レギュラーシーズン2位の大阪ブルテオンとレギュラーシーズン1位で初代王者でもあるサントリーサンバーズ大阪の2チームだ。

 今回はその2チームの特徴や注目選手を解説していく。

大阪ブルテオン

[写真]=Photoraid

強みは?

 セミファイナルで発揮された大阪Bの強みは、「勝負強さ」と「レセプション」だ。

 「勝負強さ」については、大阪Bのブレイク担当「三銃士」が、ここ一番でしっかりスイッチを入れていることが要因だ。

 チャンピオンシップセミファイナルのジェイテクトSTINGS愛知戦では、拮抗してる場面や巻き返しが必要な局面があった。

 そんな状況を「西田有志」と「アントワーヌ・ブリザール」がサーブで打開し、「ロペス・ミゲル」がアタックを決め切ることでセットを奪い切っていた。

 試合が決する場面で臆すことなくギアを上げる。世界を知る「三銃士」の爆発力に注目だ。

 「レセプション」については、CS進出の全6チーム中トップの、51.6%のサーブレシーブ返球率を記録している。2位以下のチームは全て30%代のため、大阪Bの数値は驚異的だ。

 その中心となっているのが、サーブレシーブ返球率55%超えの「山本智大」と「富田将馬」だ。世界No.1リベロとOHで世界最高峰のレシーブ力を誇る2人が大阪Bのサイドアウトを支えている。

サントリー対策は?

大阪Bができるサントリー対策は、MBの「クイック」を通し続けることだ。

 速攻を決め続けることで、サントリーの強みであるドミトリー・ムセルスキーとイゴール・クリュカのブロックを無視することができるからだ。ムセルスキーとクリュカは両サイドを固めているため、真ん中からのクイックが最も干渉されない。

 そして大阪BはSVの全クラブで最もクイックを上手く使えるチームだ。鉄壁のサーブレシーブがあり、MBのエバデダン ラリー アイケーと山内晶大は共にアタック力が強みで、攻撃的セッターブリザール自身が囮になることができるからだ。

 サントリーの強みを封じる一手、クイックをどれだけ押し通せるかに注目だ。

最注目選手は?

[写真]=Photoraid

 大阪Bの最注目選手は「西田有志」だ。

 絶好調のサーブとOPキラーをどう攻略するのかに注目だ。

 サーブについては、セミファイナルでは7本のサービスエースを奪い、サーブ効果率24.3%を記録。(今季トップサーバーの水町泰杜は15.0%)7本のエースの内4本は、20点以降の勝負どころで飛び出していて、まさにチームを勝利に導く大活躍だ。

 OPキラー攻略については、セミファイナルのもうひとカードでウルフドッグス名古屋の宮浦健人を苦しめた、サントリーのクリュカ&小川智大のディフェンスに対して西田がどんなアプローチをするのかに注目だ。

 宮浦のようにストレートを抜いて小川のレシーブと勝負するか、逆に超インナーでMBの脇を抜くのか、クリュカの指先に打ち込んでブロックアウトを狙うのか。

 果たして西田は宮浦が残した情報を糧に最強の要塞を攻略することはできるのだろうか。日本代表OPの底力が試される。

サントリーサンバーズ大阪

[写真]=Photoraid※写真は2025年12月27日撮影

強みは?

 サントリーがセミファイナルで発揮した強みは「OPキラー」だ。敵OPの宮浦健人を、OH世界最高峰ブロッカーのクリュカと小川智大のディグで封じた。

 宮浦がクロスに打てばクリュカがブロックで仕留め、ストレートに打てば小川がレシーブ。クリュカと小川の2人で、宮浦が決めるはずだったアタックを、カウンターで約10本サントリーの得点にした。

 決勝戦は宮浦と同じく日本代表サウスポーOPの西田が相手だ。「OPキラー」コンビのディフェンスに注目だ。

大阪B対策は?

 大阪B対策は2つだ。

 1つはクリュカのサーブレシーブ範囲を狭めることだ。大阪Bの強みである勝負強いサーブが、サントリーで最もレセプション返球率が低いクリュカへサーブが集まるのが負け筋の1つだ。クリュカの守備範囲を、世界最高峰のレシーバー小川と髙橋藍でカバーすることが重要となる。

 2つ目はローテーションだ。大阪Bエースの西田&ロペスに、最強ブロッカーコンビのムセルスキー&クリュカをマッチアップさせたい。

 西田&ロペスとムセルスキー&クリュカはローテーションで常に隣のペア同士。大阪Bが基本としている西田が最前衛のS1ローテに対し、サントリーはクリュカを最前衛スタートにすれば、前衛3ローテすべてで西田とクリュカ、ロペスとムセルスキーがマッチアップし続ける理想のローテーションとなる。

 しかし大阪Bがサントリーのクリュカ最前衛スタートを読み、西田を最後衛のS4ローテでスタートにされると、3ローテすべて空振りとなる。

 試合開始の笛が吹かれる前、首脳陣のローテーションの読み合いから既に戦いは始まっている。

最注目選手は?

[写真]=Photoraid

 サントリーの最注目選手はやはり大エースのムセルスキーだ。彼の圧倒的な得点力由来のエースバレーがサントリーの基本スタイルだ。

 通常は日本代表のように、エース(石川祐希)へのマークを散らすために、多くの選手へトスを上げる。しかしムセルスキーがいるチームなら、全部彼にトスを上げるだけで勝てるのでは?と思わずにはいられないほどの決定力を誇る。

 ブロックを無視できる圧倒的な高さから、レシーブで捉えきれない球威のアタック放つため対策不可だからだ。

 世界と戦ってきた関田誠大や小川ですら満場一致で世界トップと語る、最強OPムセルスキー最後の輝きを見逃すな。

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この記事を書いたのは

まつはす

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