[写真]=兼子愼一郎

 21日(木)、2026バレーボール女子日本代表紅白試合 ミズノマッチ千葉大会が千葉ポートアリーナで行われ、練習生として代表に帯同しているバルデス メリーサ(PFUブルーキャッツ石川かほく)も出場した。

 キューバ出身の23歳のバルデス。3年連続で日本代表に練習生として参加している中、2024年に日本国籍を取得し、将来的な日本代表選出を目指している。

 そのバルデスは18日(月)と21日に行われた紅白試合に出場。オポジットを中心にアウトサイドヒッターとしても出場すると、185センチの長身を武器に得意のアタックだけでなくサーブやブロックでも存在感を放った。

 攻撃面が武器のバルデスだが、試合を終えた後開口一番に口にしたのはディフェンスへの意識だった。フェルハト・アクバシュ監督からは合流当初から一貫して守備面の向上を求められているという。

「監督から『ディフェンスが一番』と言われていて、自分でもなかなかできない自覚がある。今は練習中もずっとみんなの動きを見て、真似をしながら取り組んでいます」と、不慣れな役割にも前向きに挑戦している様子を明かした。

 攻撃面では、持ち味である力強いサーブが光った。「今年はなかなかサーブが良くなかったですが、代表に合流してから『思い切り打て』と言われている。今日の試合では結構決まっていたので、自信になりました」と手応えを語る。

 さらに、この日はサーブレシーブに入る場面も見られた。「最近はあまり練習していなかったので緊張しましたが、周りの声掛けに助けられました。最低でも(セッターの)上に上げて、そこから自分で打つという形は作れたかなと思います」と、攻守にわたる献身的なプレーを振り返った。

 紅白戦とはいえ、日本代表のユニフォームに袖を通したことで、その自覚はさらに強まったようだ。「ちゃんとユニフォームを着ると緊張感もあるし、よりリアルな試合に近い感覚になるので、すごい感じています」と語るその表情には、日の丸を背負って戦うことへの強い意欲が滲んでいた。

 守備という新たな課題に向き合いながら、武器の攻撃力を磨くバルデス・メリーサ。日本代表の新たな得点源として、その成長から目が離せない。

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